74話 ページ27
ハル「そう言えば取材の人達、
来られてるみたいですね〜」
「そうなんだ?」
江口「ちいも受けんだろ?取材」
「うん。受けるみたい」
そんな話をしながらスタッフルームにやってきた
ハル「あ、支配人と副支配人!」
佐那「??」
宇海「どうかしましたか?」
江口「会議の間、ちいを休ませたいんだけど…」
「大丈夫なのに…」
ハル「だーめーですよ!約束ですからね!」
竜くんとハルちゃんが佐那と宇海さんに事情を話す
宇海「でしたら私の使ってる部屋で休むのは
どうでしょうか?」
宇海さん曰く、会議の話も聞こえるし何かあれば
すぐ様子を見に行けるとの事で
宇海さんのお部屋にお邪魔する事になった
佐那「では、全体ミーティングを始めます。
ちいの資料は江口さん、あとで渡しといてもらえますか?」
江口「あぁ、分かった」
裕子「あのー…ちいさんは?」
ハル「宇海さんのお部屋で休んでます!」
全体ミーティングで話し合う内容は
ホテル創立50周年を記念して大花火大会について。
これは宇海さんが考えた企画で長年の夢だとか。
梢「昔あったよね?こんなイベント」
丹沢「えぇ、20年前の30周年イベントでも
やりましたよね〜」
少しだけ聞こえてくる会話に耳を傾けながら瞼を閉じた
佐那「ちい、起きて!!」
「…ん…」
気が付けば佐那に起こされていて会議が終わっていた
佐那「どう?大丈夫?」
「あ、佐那…」
佐那「もうすぐちいのインタビューの順番だけど」
「大丈夫。行けるよ?」
佐那と別れて中庭に行き、取材を受ける
記者「あなたはご存知ですか?彼の噂…」
記者の人からは佐那の事と宇海さんの質問が多かった
記者「聞いた話で恐縮ですが…」
「聞いた話なんですよね?」
聞いた話とか噂は信じないし私を含めて佐那や
竜ちゃん、ここのスタッフは宇海さんを信じてる!!
そして取材が終わり厨房に戻れば
竜ちゃんとハルちゃん、それから宇海さんがいた
「戻りましたぁ〜!」
ハル「ちいさん!もう大丈夫なんですか?」
「心配かけてゴメンね。大丈夫!
宇海さんもありがとうございました!」
宇海さんは竜くん達と屋台の話し合いをしていた
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作者名:ちさドン♪ x他1人 | 作成日時:2018年7月1日 22時