崖っぷちホテル２ (ページ23)

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70話ページ23

ハル「私、可愛い人大好きなんです！

ココの支配人も可愛いですけどやっぱり

総料理長なんか飛び級に可愛いんですよ～」

ハルちゃんはナディア様と喋っていた

その頃…

「うーん…忘れられないディナー…」

江口「あんまり考えすぎんなよ？」

「え？」

江口「そーゆー次の日、熱出すだろ？」

「そんな事ないよ？もう大人だし！」

厨房では忘れられないディナーについて考えていた

そして…

尚美「おかしいなぁ…。ベッドメイク

ちゃんとしたんだけどなぁ…」

ボルドソルスイートにお泊まりの王女様は

ベッドメイクが出来ていないと怒っていたらしく

ガルスイートにお泊まりの王女様は

服部君にしか目がいかず時貞さん達は落ち込んでいたらしい

そして問題が起きた

丹沢「イレーネ様達がお帰りになるそうです！！」

イレーネ様達だけでなく皆様がお帰りになると

ロビーに集まっていたが宇海さんの働きにより

宿泊を続けてくれるとの事で服部君が報告をしに来てくれていた

江口「結局、噂のディナーの準備は継続って事か」

ハル「でも急に宿泊を辞めるって

何かあったんですかねー？」

「んー…日本の来日が初めてだから不安になったとか？」

服部「！！それですよ！それ！

私は皆様に報告してきます！」

江口「あ、ちょっと…！

忘れられないディナーの情報も

分かったら教えろよ？」

服部「はっ！」

服部君は足早に去って行った

江口「…………」

「'笑。私達は考えないとね、忘れられないディナーを」

江口「そうだな。」

ハル「ですね～」

それからしばらくして再び服部君がやって来た

ハル「…服部さん？！

何か情報、分かったんですか？」

ハルちゃんが服部君の気配を感じとった

服部「それはこれからです。

宇海副支配人から本日の業務目標が発表されまして…」

今日の業務目標…それはいつもの

＂ワクワクして仕事をする＂だった

ハル「めちゃくちゃ字が綺麗ですね～」

「凄い！！達筆だ…」

江口「…そこかよ！！」

そしてしばらくするとハルちゃんが閃いた

ハル「なるほど～…私達の作りたいものを作りましょう！」

そして作りたいものは…私の作りたいものを作る事になった