崖っぷちホテル２ (ページ3)

今日:9 hit、昨日:0 hit、合計:69,812 hit

50話ページ3

～ NO side ～

時貞「仕方ないと思うぞ？

だってお前ら俺を除け者にするし

どこ行ったって俺の悪口で盛り上がってるし」

江口「ちいは違ったけどな？」

時貞さんの誤解が解けてみんなでちいを見る

「zzz…」

佐那「！！ちい？！」

枝川「こんな所で寝ちゃって…」

宇海「よっぽど疲れたんでしょうね」

ハル「ちいさん、時貞さんの為に

頑張ってましたもんね～」

丹沢「誰よりも優しい子ですからね」

長吉「こんな所で寝たらアカンやん！」

尚美「まぁ、江口さんいるか大丈夫か！」

江口「はぁ？」

裕子「そうなんですか？」

ピエール「ちいさん、昔から江口さんに

懐いていましたし江口さんもよく

お世話してましたし！」

長吉「要はちいちゃんのお世話係やな！

今は違うと思うけど」

そんな話をしながらちいを起こす

江口「ったく…ちい、起きろ！風邪引くぞ？」

「…りゅう、くん…zzz」

江口「！！！」

「「「笑笑」」」

江口「///」

なかなか起きずに寝ながら江口の名前を呼んでいるちい

ハル「やっぱり可愛いですね～」

枝川「こうなったら起きないでしょ？笑」

尚美「いつもの部屋に連れて行くしか

ないんじゃない？笑」

佐那「江口さん、お願いしますね？笑」

江口「俺？！」

枝川「あんた以外、誰がいんのよ？」

みんなに色々言われながら

お姫様抱っこをしてちいを運ぶ江口。

時貞「襲うなよ！笑」

江口「襲わねぇわ！」

ハル「時貞さん！大丈夫ですよ？

江口さん、ちいさんの事大事にしてますから！」

丹沢「いやー、でも彼も男ですからね～」

以前までの空気とは違い和気藹々と話している

ー次の日ー

～ちいside ～

「んー…」

気が付くと最近よく居る部屋とベッドにいて

体勢を変えると竜くんが居た

「竜くん？！」

江口「あ、起きたか…？」

思わず大きな声を出してしまって

寝ていた竜くんが眼を覚ます

「えーっと…」

江口「…覚えてるわけねぇか、

途中で寝たもんな！」

竜くんに言われて何となく思い出した

昨日、疲れて寝ちゃったんだ！

「じゃあ、竜くんが運んでくれたの？」

江口「まぁな」

それから竜くんから体温計をもらって

熱を測りながら昨日のその後の話を聞いた