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61話 ページ14

佐那「ちい?!」


「あ、お取り込み中だった…?」


佐那「いや?大丈夫!」









事務所の空気が少し重く感じた









丹沢「どうしたんです?」


「……………」


江口「部屋に一人にするのもアレだし」









丹沢さんの質問に答えれずにいると









竜くんが答えてくれた









枝川「私、しばらくここにいるから」


丹沢「私もまだ時間があります」


江口「じゃあ、俺そろそろ…」


「……………」









仕事だし仕方ない事だと分かっているけど









竜くんが居なくなるとやっぱり寂しい









竜くんが仕事に戻り沈黙が流れる









佐那「…ちい…」


「大丈夫。佐那の気持ちは分かってるから…

丹沢さんと枝川さんは聞いたんですよね…?」









恐る恐る聞いてみた。









だって、さっきのあの空気…









枝川「えぇ…」


丹沢「今、聞きました…」


「時貞さん…本当に戻って来ないんですかね…?」









そんな話をしていると裕子ちゃんが慌ててやって来た









裕子「桜井清掃員!大変です

先程、お兄様が戻られまして…」


佐那「どうしたんですか?」


裕子「工事の方と一緒に帰ってきまして…」









焦っていて早口で説明している裕子ちゃん




「!!!

誠一さんは…今何処に…?」


裕子「食堂で料理を召し上がると仰ってました」









それを聞いて佐那は看板を見に行き









私と丹沢さん、梢さんは食堂に向かった









ー 食堂 ー


「ハァハァ…み、んな…ケホケホ…」


江口「ちい?!」


ハル/ピエール/服部「ちいさん?!」


尚美/長吉「ちいちゃん?!」









食堂に行くと全員集合していた









誠一「うん、うまい!いけるじゃん!

でも俺はちいの料理が好きだけどなぁ〜」









私の顔を見ながら言う誠一さん









それを聞いて他のみんなが誠一さんをじっと見ていた









隣にいる竜くんに関しては睨んでいる









佐那「…お兄ちゃん…」


誠一「お、来たか!座れ座れ!

話さないといけない事があってな」









佐那がやって来たところで誠一さんは口を開いた









誠一「みんなも座れ!

ほら、ちいも立ってるの辛いだろ?」









確かに立ってるのが辛くて竜くんに支えてもらっている









江口「大丈夫だ」









ボソっと竜くんに言われてみんなで









誠一さんに反発する

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作者名:ちさドン♪ x他1人 | 作成日時:2018年7月1日 22時

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