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7話 ページ7

ピピピピピ

「…ん、」
布団の中に隠…

ピピピピピピ!!ピピピピピピ!!

「う、うるさい…」
なんて禍々しい朝なんだ

はっきりしない意識のまま目覚まし時計を止めた

「7時…10、2分…」
7時12分…か、


そういえば今日早めに出て提出物を…
…………………

7時12分!?
やってしまった寝過ごした
6時半に家出るつもりだったのに


お弁当も作らなきゃいけないのに
もう終わった

毎日欠かさず食べて来た朝食もここで試合終了だ。無念

もう朝ご飯はいい
お昼ご飯も購買にしよう

アーサーに怒られるから提出物だけは何が何でも終わらせるのだ


一瞬で身支度をして家を飛び出した

家から学校までは比較的近い方だと思う
だが元運動部の私でも全力疾走でこの距離は流石にきつい
と言うより弓道部の私は部活内で1歩も動く動きなどして無いが

ちなみに中学まで帰宅部を突き通していた私が
なぜいきなり弓道かと言うと
幼馴染みである人が弓道部に入ったと言うとてもどうでもいい理由だった

しかし奴もなかなかのすかぽんたんだった
いきなりの入学初日に弓道部に入ったと言うからその後に私も入部し嬉々として行ってみると何故か奴は居ない
顧問の先生に聞くと入部して3日で辞めたと言うではないか
その時は言葉に出来ない怒りがふつふつと湧き上がったものだ

だが私はその後も続け
今では後輩も居るしなかなか楽しい
結果良かったと思う
3年という事もあり今はもう引退したが。

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作者名:夢々煙 | 作成日時:2017年10月15日 20時

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