Awesome Ordinary (ページ12)

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Jh「なに？」
Ty「なにかあった？」

ダイニングにいたみんなも、私たちのやりとりに気づいたようでこちらにやってくる。

マークに袖を捲られたせいでテヨンオッパにもタトゥーアートが見え、全てを察したようで私の腕を撫でる。

Ty「どうして入れたの？」
「みんなも入れてるし、私だってやりたかった」
Ty「そっか。痛かったでしょ。」

マークとの言い合いでさっきまではすごくムカついてたはずなのに、
テヨンオッパの優しい声に怒りがスーッと消えていく。

と同時にドッキリであることを思い出したら申し訳ない気持ちと焦りで涙が出てきた。

「オッパ、ちがうの」
Ty「マークもみんなもAを心配してたんだよ。タトゥーは入れる時痛いし、消したくても消せない。
俺たちはなにか少しでも変化があるといろんな憶測で嫌なことを言われることもあるから」
Mk「Aごめん、いいすぎた」

私の頬に流れた涙をマークが優しく拭いてくれた。

Ty「俺たちはみんなAに痛い思いも、嫌な思いもしてほしくなくて、反対してたんだよ」

「わかってくれる？」という言葉に涙が止まらない。

こんなことになるならヘチャンの悪ノリに乗らなければよかった。

Hc「てってれ〜ドッキリ大成功！」

テヨンオッパに抱きしめられているところに空気を読んだのか読めてないのかハイテンションのヘチャンが割って入ってくる。

「おっぱちがうの、これ偽物、」

申し訳ない気持ちでいっぱいになりながら伝えると「what!?」と大きなマークの声。

そうだよね、まさか偽物のタトゥーでこんな喧嘩になるなんて。

結局ヘチャンの企みだということがみんなにバレ、怒られたのはいうまでもない。