Awesome Ordinary (ページ19)

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ロンジュンは中国人ページ19

「はじめましてAです！」

初めてAにあったのは入社してすぐのころ。

その時にはすでにSMROOKISがあって、テレビで見たことある人だって思った気がする。
今に比べたらまだまだ韓国語も上手じゃなかったAをかわいいなって思ったのを覚えてる。

一つ年上のAはなぜかずっと敬語で、韓国語の授業では敬語を習うと聞いたから納得した。

「ロンジュンくん、あっちにアイスの自販機あるの知ってました？」
俺の前を歩くAについて廊下を歩く。

Aはたくさんいる練習生の中でもやっぱり目立つ存在で、人も周りに集まってくる。
ドンヒョクとかドンヒョクとかドンヒョクとか。

ドンヒョクを振り切って俺のところに来てくれることも少なくなくて、
やっぱり外国人同士だからかな、なんてちょっとした優越感に浸ってみたり。

「韓国のアイスはおいしいですね」
お目当てのアイスを変えてご機嫌なAと自販機横のベンチで食べる。

Rj「確かに、中国にはないかも」
「え？」
Rj「え？」
Hc「あ！Aヌナ！」
「ドンヒョギ」
Hc「僕にも買ってー？」
「もー」
Hc「ヌナどれにしたの？」
「私これ。ロンジュンくんはこれ」
Hc「そういえばなんでヌナてロンジュナに敬語なの？」
「俺これー」とAちゃんが金を入れた自販機のボタンを押すドンヒョク。

「なんでって、年上だから」
Hc「え？ロンジュナ俺と同い年だけど」
「え？」
Rj「え、そうだよ」
「え、ロンジュンくん年下、？」
Hc「え、なに知らなかったの？」
「ずっと年上だと思ってた、」
Hc「ロンジュナ老け顔だから(笑)」
「そういう意味じゃないんです！」
Rj「俺てっきり韓国語の授業で敬語ばっかり習うからかと、」
「なんで韓国語の授業知ってるの？」
Rj「俺も受けてるよ？」
「え？」
Hc「ヌナ、ロンジュンは俺と同い年の中国人だよ」
「えぇ！？」
Rj「びっくりした」
「まって、中国人、？」
Hc「それも知らなかったの？」
「知らなかった、」
Rj「敬語にしたほうがいい？」
「ううん、大丈夫、でもちょっとびっくりしすぎて」
Hc「ヌナウケる」