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グイグイと腕を引っ張ればあっという間に控室。
扉を開ければいじけてソファーに突っ伏すヘチャン。
扉が空いた音にも無反応で、ヌナが来たことにも気づいてないみたい。
Hc「ヤーヘチャニ」
「あれ？オンニは？今日いるち「ヌナ！？」るだよね、？」
Hc「わーチンチャ、」
俺の声には無反応だったくせに、ヌナが話しだした途端ガバッと起き上がる。
Hc「え！マクヒョンなんで！！」
引っ張ってきたからそのままヌナと腕を組んだままだったところに走ってきて腕を叩かれる。
ちゃんとヌナの腕を叩かないように俺の腕だけ叩くのだからすごい。
「ヘチャン、元気？」
Hc「ぬなー！！」
俺のことはお構いなしにぎゅーっと抱きしめる。
されるがままのヌナもなれたような顔。
Hc「ヌナ、なんっでカトク返さないの！！！」
「え？ごめんごめん、今日朝から現場で、」
Hc「送ったの昨日の昼！」
「あれ？くれてたっけ？」
Hc「ひどすぎる…っ！！！」
ヘチャンが体重をかけたせいでよろけたヌナを支えれば
Hc「マクヒョンさわっちゃだめ！！！」と怒ってくるのだから本当にしょうもない。
廊下からは戻ってきたであろうヒョンたちの声が近づいてくる。
Mk「ヘチャナ、ヒョンたちくるよ」
Hc「入ってこないようにして」
「だめでしょそれは」
そんなやり取りも虚しく、ヘチャンはヌナから離れず、ヒョンたちが扉を開ける。
Jy「あれ？？」
Ty「わぁA久しぶりだね！」
「オッパ、お久しぶりですね！」
ヘチャンがひっついていることにもあまり関心のなさそうな本人たち。
ニコニコと話すヌナが気に入らないようで頭を隠すように抱きしめ直すヘチャン。
Yt「ヘチャンくっつき過ぎや」
Hc「僕のヌナですぅ〜」
Jh「ヘチャン着替えらしいよ、いっておいで」
Hc「え！！！ここ離れたらヌナ帰るじゃん…」
「私はもう帰るよ」
Hc「だーーめ！！！」
なかなか離れようとしないヘチャンにしびれを切らしたスタイリストヌナが
「A！ヘチャン着替えさせて！」というのでしっかりヘチャンの着替えを手伝わされていた。
Hc「ヌナえっち〜」
「自分で脱ぎなさい！」
Hc「やだー！」
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作者名：メリッサ | 作成日時：2022年8月3日 20時
