7 ページ8
それから何日も過ぎ、ホグワーツへ出発する前日になった。
明日の為に荷造りをしていると、パパが私の部屋に入ってきた。
父「荷造りは順調に進んでいるかい？」
『ここに置いてる物を全部詰めたら終わりだよ』
父「結構進んでるじゃないか！
他に持って行きたい物はないのか？」
『ん〜 お菓子って持って行ってもいいかな？
久しぶりに何かお菓子を作りたいなと思って』
父「問題ないさ。僕も学生時代ホグワーツに戻る時は、いつも入れてたよ！」
Aみたいに手作りは出来なかったから買ったものだったけど、とパパは笑っている。
私が甘い物好きなのは、やっぱりパパの影響もあると思う。
『じゃあご飯が終わったら作っていいかな？』
父「僕は良いと思うよ。後でママにも聞いてみたらいいよ」
『そうね、聞いてみる！
とりあえず、他の荷物を全部入れちゃうね』
父「あぁ。また夕食の時にね」
『うん！』
それから私は着々と荷造りを済ませ、あとはお菓子を入れるだけの所まで進んだ。
母「A、夕食よ〜」
明日の為に荷造りの確認をしていたところ、ママの声が聞こえた。
もう夜ご飯の時間か！全く気付かなかった。
明日からはホグワーツで夕食を食べる事になるんだよね……
やっぱり少し寂しい。
ダイニングに行くと、パパとママは既に座っていた。
父「A、荷造りは出来たのか？」
『ほぼ終わったよ！荷造りするのは楽しいから好きだし』
母「明日からホグワーツね！ この前できた友達にも会えるわね！」
『うん！ハーマイオニーとは、もっと仲良くなれる気がするから楽しみ！』
明日は久しぶりにハーマイオニーに会える！
早く会いたいなぁ
ホグワーツに着いたら、ハーマイオニーの他にも沢山友達を作りたいな〜
それで、皆で一緒にお菓子を食べたい！
父「Aなら、きっと誰とでも仲良くはずだ。手紙、楽しみにしてるからな！」
『私もママとパパからの手紙、楽しみにしてるね！』
いつも通りの夕食に、いつも通り楽しい会話
気付けば寂しさより、これからの新しい生活への期待の方が大きくなっていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 96人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ハリーポッター」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
とまと - 最近読み始めたんですが面白くて大好きです!!更新頑張って下さいね\(^∀^)/ (2019年9月22日 1時) (
レス) id: 782253d27d (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - ソラソラさん» ソラソラさん、読んで下さってありがとうございます！初めて小説を書くので、そう言って貰えてスゴく嬉しいです。更新するのが遅くて申し訳ないです…… 頑張りますので、宜しくお願いします！！ (2018年12月10日 0時) (レス) id: aa13dd2619 (このIDを非表示/違反報告)
ソラソラ(プロフ) - 更新頑張ってください、！ドラコの小説好きなので嬉しいです！これからも楽しみにしてます、！ (2018年12月9日 16時) (レス) id: 82b25ccfa7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：月瀬 | 作成日時：2018年10月1日 0時
