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『ねぇママ。私の杖はどんな杖だと思う？』
母「ん〜 それは私にも分からないわ。
でもきっといい杖だと思うわ！杖は人を選ぶのよ」
『杖が人を選ぶの？』
母「そうよ」
『ねぇママ！家に帰ったら、久しぶりにママとパパの杖を見てみたい』
母「いいわよ。ついでに、ママがパパと出会った頃の話をしてあげるわ 笑」
『また？ 笑 でも、その話好きだから聞く！』
母「 そうなの？ 笑 話してるうちに店に着いたわね！ここよ」
ドアを開いて中へ入ると、オリバンダーさんらしき人と目が合う。
『初めまして。貴方がオリバンダーさん？』
オ「これはこれは……」
母「お久しぶりです、オリバンダーさん。今日は娘のAの杖を選んでくれるかしら？」
オ「えぇもちろん！まずはこれを」
Aはオリバンダーから杖を受け取るも、どうしたら良いのか分からず、母親の顔を見る。
母「振ってみて」
これを振ってみればいいのね……
ヒュイッ
その直後
ドン ドンッ バサササッ！
奥の方から鈍い音が聞こえたと思ったら、店にある棚の端から端まで飛び出してきた。
え！？何か出てきちゃった！やらかした〜！
『ご、ごめんなさいっ！私、こんなぐちゃぐちゃにしちゃって！えっと……』
「あー この杖はどうやら合わんようだ」
母「よくある事なのよ。私も自分に合う杖を見つけるのに少し時間がかかったの 笑」
『そうなの？』
自分に合う杖を見つけるのって、意外と難しいのか！てっきり簡単だとばかり……
ん〜 次の杖はどうかな〜
ママと会話をしていると、オリバンダーさんが独り言を言いながらさっきとは全く変わった杖を出してきてくれた。
オリ「さっきのは上手くいかんかったが、これなら合うかもしれん」
さっき失敗したから、杖を持つのが少し怖い。
オリ「セイヨウトネリコ、一角獣のたてがみ、26cm―」
怖いけど、やってみなきゃ分からないし！よし
恐る恐る、杖に手を伸ばしてみる。
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とまと - 最近読み始めたんですが面白くて大好きです!!更新頑張って下さいね\(^∀^)/ (2019年9月22日 1時) (
レス) id: 782253d27d (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - ソラソラさん» ソラソラさん、読んで下さってありがとうございます！初めて小説を書くので、そう言って貰えてスゴく嬉しいです。更新するのが遅くて申し訳ないです…… 頑張りますので、宜しくお願いします！！ (2018年12月10日 0時) (レス) id: aa13dd2619 (このIDを非表示/違反報告)
ソラソラ(プロフ) - 更新頑張ってください、！ドラコの小説好きなので嬉しいです！これからも楽しみにしてます、！ (2018年12月9日 16時) (レス) id: 82b25ccfa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月瀬 | 作成日時：2018年10月1日 0時
