3 ドラコside ページ4
ドラコside
今日はホグワーツの入学準備のために、ダイアゴン横丁に買い物に来ている。
書店へ向かうため父上と歩いていると、1人の少女が目に入った。
「この白ワンピース、可愛いでしょ？」
そう言って、その少女はくるくる回っている。
大勢の人がいる中、白い服装をしている人はなかなかいないので彼女は大分目立っているが、当の本人は気付いてないようだ。
彼女は両親と来ているようで、楽しそうに話しているのを見ると、少し羨ましいとも思ってしまう。
父上とあんな風に笑って話したことはあっただろうか？
うちじゃ考えられないな……
その子を何となく眺めていると、彼女の横顔が見えた。
瑠璃色の瞳だ……
ドラコは初めての感覚に陥る。
何故か彼女から目が離せない。
瑠璃色の瞳なんて初めて見た。 彼女の目は、確かに瑠璃色だ。 だけれど色だけでなく瞳そのものが
"ラピスラズリ"
つまり瑠璃の宝石のようだ。
もしかしたら、本物のラピスラズリよりも美しいかもしれない。
『綺麗だな……』
気付けば声に出していた。
ルシ「ドラコ、何か言ったか？」
『いえ、何も』
どうやら、父上は彼女に気付いてないようだ。
それから買い物が終わり、家に帰ってからもずっと彼女のことを考えていた。
彼女は僕と同じくらいの歳だろうか？
もしかしたら、ホグワーツの生徒かもしれない。
彼女のことが気になって仕方がない。
僕は一体どうしてしまったのだろうか。
普段の自分なら絶対にこんなこと考えないはずなのに。
でも、ホグワーツで会えたら良いな……
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とまと - 最近読み始めたんですが面白くて大好きです!!更新頑張って下さいね\(^∀^)/ (2019年9月22日 1時) (
レス) id: 782253d27d (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - ソラソラさん» ソラソラさん、読んで下さってありがとうございます！初めて小説を書くので、そう言って貰えてスゴく嬉しいです。更新するのが遅くて申し訳ないです…… 頑張りますので、宜しくお願いします！！ (2018年12月10日 0時) (レス) id: aa13dd2619 (このIDを非表示/違反報告)
ソラソラ(プロフ) - 更新頑張ってください、！ドラコの小説好きなので嬉しいです！これからも楽しみにしてます、！ (2018年12月9日 16時) (レス) id: 82b25ccfa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月瀬 | 作成日時：2018年10月1日 0時
