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周りの女の子たちはキャーキャー言い、男の子たちは感心して歓声を上げている。
でも、Aはそんな気にはなれなかった。
もし飛んでいるところを先生に見られたら、ドラコが退学になっちゃうかも……
ハ「それを返さないと箒からたたき落とすぞ、マルフォイ！」
ド「取れるものなら取ってみろ！」
そう叫び、ドラコは "思い出し玉" を空中高く放り投げ、稲妻のように地面に戻って行った。
『ドラコ！』
ド「あぁA。そんな怖い顔するなよ。ちょっとしたイタズラしてやっただけだろ」
『ちょっとしたイタズラ！？
タイミングが悪ければ、先生に見つかって退学になるかもしれなかったのよ！』
2人が言い合いをしている間に、ハリーは一直線に急降下していた。
そして地面すれすれのところで玉をつかみ、草の上に転がるように軟着陸した。
そうすると、マクゴナガル先生がこちらへ走ってきた。
マク「ハリー･ポッター……！
まさか──こんなことはホグワーツで一度も……」
マクゴナガル先生はハリーをどこかへ連れて行ってしまった。
退学になるのかな……
夕食時
グリフィンドールが何かで盛り上がっているところに、ドラコが向かう。
『ちょっとちょっと！またちょっかい掛けるつもりなの？』
ドラコは無視する。
しかもクラッブとゴイルまで無視をしてきた。
『ねぇ、聞いてる？』
Aは3人の後ろをてくてくと歩いて呼び止めようとするが、追いつかない。
男の子って何でこんなに歩くの速いの……
ド「ポッター、最後の食事かい？マグルの所にはいつ帰るんだい？ 笑」
ハ「地上ではやけに元気だな。小さいお友達もいるしね」
結局Aは間に合わなかった。
ド「じゃあ僕一人で相手になろうじゃないか。魔法使いの決闘だ。杖だけだ──相手には触れない」
ロン「僕が介添人をする。おまえのは誰だい？」
『待って、本当に決闘なんてするの？そんなことしちゃ危ないんじゃ……』
ロン「君がマルフォイの介添人か？」
『……そうね！あなた達が本気でやるって言うなら私が介添人になるわ』
ロンに聞かれて、Aは気が変わった。
知らない所でドラコ達が決闘して何か起きるよりは、私が一緒にいた方が良いはず。
ここで引くと負けてしまうような気がした。
それにこれは決闘だから……一応、正々堂々と闘える。
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とまと - 最近読み始めたんですが面白くて大好きです!!更新頑張って下さいね\(^∀^)/ (2019年9月22日 1時) (
レス) id: 782253d27d (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - ソラソラさん» ソラソラさん、読んで下さってありがとうございます！初めて小説を書くので、そう言って貰えてスゴく嬉しいです。更新するのが遅くて申し訳ないです…… 頑張りますので、宜しくお願いします！！ (2018年12月10日 0時) (レス) id: aa13dd2619 (このIDを非表示/違反報告)
ソラソラ(プロフ) - 更新頑張ってください、！ドラコの小説好きなので嬉しいです！これからも楽しみにしてます、！ (2018年12月9日 16時) (レス) id: 82b25ccfa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月瀬 | 作成日時：2018年10月1日 0時
