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自分の組み分けが終わってからずっと上機嫌なAは、ドラコに話しかける。
『私たち、一緒だね！スリザリンに入れて良かった〜』
ド「そうだな。スリザリン以外に入るくらいなら退学した方がマシだ。
……だけど、君はスリザリンじゃないかもしれないと思ってた」
『どうして？』
ド「君はスリザリンにしては雰囲気が優しすぎると言うか……」
Aは、ドラコが自分の事をそういう風に思っていたことに少し驚いた。
『そうかな〜 私はスリザリンに入るってほとんど確信してたけど。
だって私の両親はスリザリンよ？ 親戚もほとんどスリザリンだし──』
ド「あと、純血だからか？」
少しかぶせ気味にドラコが聞く。
『そうね！ 私、両親がスリザリンってことも純血だってことも、全部誇りに思ってるの。
でも、1番は私が望んでたからかな……
ママやパパ達が育ったホグワーツ、スリザリンで大切なものを築いていけたらなって。
ドラコ君もそうじゃない？』
ド「そうだな。僕と君はちょっと似ているのかもしれない」
『ね、そうでしょ？ 』
ふふふ、とドラコの方を見て笑う。
Aは、ドラコとこんな風に会話できるのが嬉しかった。
まだ目はちゃんと合わせてくれないけど。まずまず、何で目を逸らされるんだろう。
ふと、Aは何故そんなにドラコ君にこだわってるんだろう…… と思った。
自分でもよく分からない。だけど、何となく仲良くなりたい。
ん〜 お菓子もダメだったし
いっそのことダイレクトに聞いてみようかな。
『ねぇドラコ君。ホグワーツ特急に乗ってた時から思ってた事なんだけど……
ドラコ君って私と話す時、目を逸らすじゃない？
それって何で？』
ド「え？ 僕、目を逸らしてたか？」
『うん。気付いてなかったの？』
ド「あー、うん」
『 私ね、ドラコ君と仲良くなれたらなって』
ド「じゃあ、そのドラコ君っていうのやめないか？ 僕の事はドラコでいい。」
その方が友達っぽいだろう？とイタズラっぽく笑うドラコ。
『本当？ じゃあこれからはドラコって呼ぶね！』
ド「あぁ」
『ねぇ、私のこともAって呼んで。
私の事、"君" って呼んだことはあるけど "A "って呼んだことないでしょ？
あと、ちゃんと目を見て話して』
ド「そうだったかな？
ちゃんとAって呼ぶよ。目も逸らさない」
『ありがとう。約束ね！』
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とまと - 最近読み始めたんですが面白くて大好きです!!更新頑張って下さいね\(^∀^)/ (2019年9月22日 1時) (
レス) id: 782253d27d (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - ソラソラさん» ソラソラさん、読んで下さってありがとうございます！初めて小説を書くので、そう言って貰えてスゴく嬉しいです。更新するのが遅くて申し訳ないです…… 頑張りますので、宜しくお願いします！！ (2018年12月10日 0時) (レス) id: aa13dd2619 (このIDを非表示/違反報告)
ソラソラ(プロフ) - 更新頑張ってください、！ドラコの小説好きなので嬉しいです！これからも楽しみにしてます、！ (2018年12月9日 16時) (レス) id: 82b25ccfa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月瀬 | 作成日時：2018年10月1日 0時
