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Aは堂々と椅子に座り、帽子をかぶる。
すると帽子が喋り出す。
「宝石のような目に綺麗な黒髪……
もしやフローレス家の娘だな？ 君の母親たちの組み分けをしたのはいつだったか……
君の寮は最初から決まっている」
Aはこれを聞いて安心した。
あぁ良かった！
私の予想通り。そして希望通り。
「人を包み込むような優しさと、一途な心。
そして時折見せるプライドの高さ。
君はきっと誰かの心の支えとなるだろう。
──スリザリン！！！」
スリザリンの席から、どっと歓声があがった。
おめでとう、スリザリンへようこそ、と声をかけられ席へと着く。
Aは自分の組み分けの結果に大満足して気分上々である。
マク「ドラコ･マルフォイ！」
次はドラコ君だ。
きっと彼も、私と同じじゃないかな。
ドラコが前に出て椅子に座る。
帽子が頭に触れるか触れないうちに、大きな声が響く。
「スリザリン！」
ドラコもまた、Aと同じように満足した様子でAの隣に座った。
「ハリー･ポッター！」
突然広間中にシーッというささやきが波のように広がった。
やっぱり、あの有名なハリー･ポッターの組み分けとなると皆気になるよね。
組み分け帽子とハリーの声はこちら側には聞こえない。
「よろしい、君がそう確信しているのなら……むしろ」
帽子はよく考えたのち叫ぶ。
「グリフィンドール！」
ハリーはフラフラと、グリフィンドールの机へ向かった。
フレッドとジョージの
ポッターをとった！ポッターをとった！という声が聞こえた。
それから残り3人の組み分けが終わり、アルバス･ダンブルドアが立ち上がった。
ダ「ホグワーツの新入生、おめでとう！
歓迎会を始める前に、二言、三言、言わせていただきたい。
ではいきますぞ。
そーれ！わっしょい！こらしょい！どっこらしょい！以上！」
ダンブルドアは席につき、出席者全員が拍手し歓声をあげた。
ママ達から聞いてた通り、ダンブルドア校長先生ってとても変わっていて、面白い人みたい。
だから、皆から慕われているのかな？
そんな事を思っているうちに、目の前にある大皿が食べ物でいっぱいになっているのに気付いた。
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とまと - 最近読み始めたんですが面白くて大好きです!!更新頑張って下さいね\(^∀^)/ (2019年9月22日 1時) (
レス) id: 782253d27d (このIDを非表示/違反報告)
月瀬(プロフ) - ソラソラさん» ソラソラさん、読んで下さってありがとうございます！初めて小説を書くので、そう言って貰えてスゴく嬉しいです。更新するのが遅くて申し訳ないです…… 頑張りますので、宜しくお願いします！！ (2018年12月10日 0時) (レス) id: aa13dd2619 (このIDを非表示/違反報告)
ソラソラ(プロフ) - 更新頑張ってください、！ドラコの小説好きなので嬉しいです！これからも楽しみにしてます、！ (2018年12月9日 16時) (レス) id: 82b25ccfa7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月瀬 | 作成日時：2018年10月1日 0時
