EXO×レイ ドレイ ページ14
「イーシンヒョン、手伝いますよ」
もう眠くなった、疲れたなどでお風呂に入った
コップを洗わなければ、ということを思い出して洗おうとすると、後ろから声がかけられる
「ありがと、ギョンス」
声の主にそう返すと、はい、とどこか元気のある声が帰ってきた
それからたわいもない話に花を咲かせ、もういっぱいソファーで飲む事に
次はホットミルク
ギョンスがすぐに寝付けますようにって
「ヒョンはなんでもできるんですね」
「そんな事ないよ。ホットミルクおいしい？」
「はい！甘さがちょうどよくて、暖かさが眠気を誘います。本当にヒョンはすごい」
しみじみそういって笑うギョンス
僕そんなにすごいのかな
「ヒョンはすごい、本当に」
そういって眠気が勝ったのか、ホットミルクの残りを一気に飲み干して、僕の肩に頭を預けた
「今日はここで寝る？ソファー広いし、僕床で寝れるよ」
「いいえ、ヒョンをそんな固いところに寝かせるわけにはいきません。でも、一緒に寝たいです」
珍しく一緒に寝たいとわがままが
それだけ眠いのか、それに疲れがプラスされたのか
そんなことで疲れが取れるなら
「うん、いいよ。寝よっか」
心配そうにこちらを見てくるギョンスにそう微笑む
ここから近いのはギョンスの部屋なので、そちらへ行った
流石にひとつの枕に2人で頭を置くわけにはいかないから、枕は取りに行ったよ
「おやすみ、ギョンス」
「はい。おやすみなさい、イーシンヒョン」
電気を消して数十秒
もう寝息が聞こえてきた
それほど眠気と疲れがあったのだろう
いつも夜更かしするビーグルライン
夜遅くまでスケジュールを確認するジュンミョンまでもうぐっすりだった
「お疲れ様」
そう声をかけてギョンスの頭を撫でてから、心なしか笑った気がした
そして僕も、意識を手放した
ホットミルクの暖かさ
それは君が教えてくれたんだ
疲れていた時にね
大好きな人が、ギョンスが作ってくれたんだ
暖かさが倍感じられてね
幸せな気持ちになった
僕もそうなりたいって思ったんだ
ギョンス、ありがとう
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重刄 - ジンニムと爺さん» コメント、ありがとうございます！応援に応えられるよう頑張ります！ (2019年9月23日 22時) (
レス) id: 8de989e0db (このIDを非表示/違反報告)
ジンニムと爺 - 更新、頑張ってください！陰ながら応援させていただきます！ (2019年9月23日 22時) (レス) id: 2feb5b9973 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：重刄 | 作成日時：2019年8月26日 20時
