続き ページ6
なぜだか話さなくてもいいことまで話してしまう。
誤解されたくない。離れてほしくないなんて、どうして……。
本当に、私らしくない。
鳥谷「あっそ。」
私のことなんてセンセーは興味ないのに、だいたい私と鳥谷センセーは生徒と教師なのに。
A「じゃあ、そーゆーことで。」
なるべく平然と、私らしく。
ここからちゃんと去れたら、食堂によって苺ミルクを買いにいこう。
鳥谷「なんでだと思う?」
A「…ぇ…?」
腕を掴んだ張本人は、うつむいていて、なにを考えているかなど分かりはしない。
なぜ帰してくれないのだろう。私に興味ないクセに、毎回毎回突っかかってきて。
鳥谷「なんで…お前を見ると、話しかけたくなるんだと思う? お前に俺を見てほしいと思ってしまうんだと思う?? なんで…いま、元彼って聞いたときに、嫉妬したんだと思う???」
鳥谷「なんで、お前をいま、離したくないんだと思う?」
かすかに息をのむ。
しっかりと見据えられた目に、身体がぞくりと粟立った。
A「センセー…、それって……。」
ーーー
A「せんせ、ここ教室だから…っ!」
鳥谷「空き教室な。誰も来ない。だいたい来たなら、別に見せつけてやればいい。…いや、俺のAの可愛いところを他の奴が見るのか……? それは許せないな。」
A「センセー急なキャラ変どーしたの…、んっ…。」
受けとめきれないほどたくさんのキスが降ってくる。
何度も何度も唇をくっつけては離す、戯れのようなキス。
くすぐったくて、でも、それが計り知れないほどの愛だと感じて。
A「センセー、私幸せだなぁ…。」
鳥谷「俺も。はやくAのこと抱きたいよ…。良い女になれよ。それまではちゃんと、見張っとく。」
A「うん!」
ーーーーー
P.S.
鳥谷「福留先生に報告しなきゃだな。」
A「福留センセーに言わなきゃダメなのー?」
鳥谷「Aと出会えたのも、福留センセーのお陰だから。」
A「そうだね、せんせ!」
福留「…あいつら……俺の病室の前でいちゃこらしてんなよ…。。。」
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作者です!
すずか様、大変遅くなってしまって申し訳ありませんでした…。
今回、主人公はグレちゃんで、高校生ということで激pinkも無かったのですが、他のリクエストも全然受け付けます!
お気に召せば幸いです("⌒∇⌒")
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おのちゃん - わかりました!ありがとうございます! (2019年11月23日 23時) (レス) id: e79e6fee7a (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - おのちゃんさん» もしそれでも出来なかった場合は、またご連絡いただけるとありがたいです!! 出来たとしても、よろしければレス欲しいです…! (2019年11月23日 22時) (レス) id: fbddcb2225 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - おのちゃんさん» 初めまして! わかりにくくて申し訳ありません…。https://uranai.nosv.org/u.php/novel/Doting-love/をコピーして頂いて、URLをYahooかGoogleに貼っていただけると見つかるはずです…。あと、設定の方からR18OKの設定にちゃんとできているかの確認もお願いします! (2019年11月23日 22時) (レス) id: fbddcb2225 (このIDを非表示/違反報告)
おのちゃん - すみません。URLって言うのがよくわからなくて、どうやったらできますか? (2019年11月23日 17時) (レス) id: e79e6fee7a (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - yuuさん» よかったです! (2019年10月20日 3時) (レス) id: fbddcb2225 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃんでぃー | 作成日時:2019年6月17日 14時