苺ミルクはもういらない 〜T#01〜 ページ4
※多少のpink表現がございます。
注意してご覧ください。
すずか様リクエスト
苺ミルクはもういらない T#01
(友達)「A! A!!」
A「ん…、なに……?」
(友達)「授業! 終わったから。」
周りを見渡せば、思い思いのことをするクラスメート。
ゆっくりと身体を起こしながら、軽くあくびをした。
A「(友達)、私さぁ…。前世ナマケモノだったんじゃないかって思うんだよねぇ。」
(友達)「前世じゃなくて、今もだっつーの! そういえばさ、次の現国福留先生じゃないらしーよ? なんか、先生体調崩したから、かわりの先生来るって…。」
どのみち私にはカンケーない。
だって寝るから。
(友達)「イケメンって騒いでたのになぁー。まぁ、Aは彼氏いるから関係ないか。」
A「は? 彼氏??」
(友達)「うん。隣のクラスの(元彼)が、俺の彼女だって昨日も言ってた。」
(元彼)? 誰だっけ…。
あぁ、こないだ付き合ってた奴が、確かそんな名前だったような?
でもフッた気がするけど。まぁ、どーでもいいか。
(友達)「あんたのその反応じゃ、付き合ってないみたいね。」
A「元彼だったような気がする。」
(友達)「どーせそんなことだろうと思ってたわ。」
?「座れ。もう授業時間過ぎてる。」
扉にもたれ掛かり、鋭い目でこちらを見つめる福留センセーの代わり。
確かに、イケメン。
(友達)「うわっ、みんな座ってるんだけど…。やばやば!」
焦りながら座った(友達)とは対照的に、ゆっくりと机に伏せた私。
?「お前…、高宮だろ。福留先生から聞いてる。後で教員室な。」
A「はっ!?」
?「はい、自己紹介します。俺は鳥谷 敬、福留先生に代わって何回か授業することになりました。」
鳥谷ね……。まぁ、別にいいや。何回もしらばっくれてるし、今回もそれでいい。
ーーー
鳥谷「これで授業は終わります。号令。」
委員長「礼、ありがとうございました。」
すっ…と教室を出る。食堂へ足早に歩き、紙パックの苺ミルクを買った。
私の心の安定剤みたいなもの。
A「えっ…!?」
突然伸びてきた手が、私の手首を掴み、教室に引きずり込んだ。
鳥谷「高宮 Aだろ?」
A「ちょっと待っ…、うっわ。苺ミルクほぼほぼこぼれたじゃない! さいっあく、なにしてんの??」
鳥谷「はぁ…、お前なぁ……!」
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おのちゃん - わかりました!ありがとうございます! (2019年11月23日 23時) (レス) id: e79e6fee7a (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - おのちゃんさん» もしそれでも出来なかった場合は、またご連絡いただけるとありがたいです!! 出来たとしても、よろしければレス欲しいです…! (2019年11月23日 22時) (レス) id: fbddcb2225 (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - おのちゃんさん» 初めまして! わかりにくくて申し訳ありません…。https://uranai.nosv.org/u.php/novel/Doting-love/をコピーして頂いて、URLをYahooかGoogleに貼っていただけると見つかるはずです…。あと、設定の方からR18OKの設定にちゃんとできているかの確認もお願いします! (2019年11月23日 22時) (レス) id: fbddcb2225 (このIDを非表示/違反報告)
おのちゃん - すみません。URLって言うのがよくわからなくて、どうやったらできますか? (2019年11月23日 17時) (レス) id: e79e6fee7a (このIDを非表示/違反報告)
怜(プロフ) - yuuさん» よかったです! (2019年10月20日 3時) (レス) id: fbddcb2225 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きゃんでぃー | 作成日時:2019年6月17日 14時