こうすれば安全だろ(狂気) ページ2
最初出会った時は俺だけのものだった。
けど、上に上がるにつれ他の奴らも出てきた。
邪魔だ誰にも渡す気はないのに。
あ、そうだ別に地上に出なくてもいんだ。
俺はお前が居ればいいんだ。
「ねぇザック!なんで戻ってるの!」
悲痛に叫ぶお前の手を強引に掴んで来た道を戻る
「お願い離して!痛い!痛いからっ、……!…………ザック?」
「うるせぇ」
しつこく叫んでくるお前の頬をバシッと叩くと、弱々しく俺の名前を呼んだ。うるさいと言うとあとはもう、俺に引きずられるがままになっていた。
B5……俺の最初いたところに戻るとAを適当にほおり投げる。
力無くその場に倒れ込んだAは、声を押し殺して泣いていた。
「なんで、てめぇが泣いてんだよ」
イライラしてきて舌打ち混じりにきくと
「な…んで……」
「あ?」
「な…んで……こんな事……するの……?」
泣きながら絞り出した弱々しい声
「なんでって……お前が何処か行くと困るからだろ」
そういいながらAの髪をつかんでこっちを向かせると、目がもう既に赤くなっていた。未だにこぼれ落ちる涙がひどく俺を興奮させる
狂気的な笑みをお前に向けると、絶望感の表情を見せる。
そんな姿でさえ俺が興奮を覚える要素でしかない。
「これからはもう危険なめに合うことはないし、離れることもねぇからな」
そう言って抱きしめれば、Aの震えが伝わってくる。
でも、気にしない。お前が居るだけで、俺は満足だ。
アイシテル
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梨夢(リム) - やべえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!最高すぎるザックいええええぇぇぇぇぇえい!!! (2022年7月27日 4時) (レス) @page7 id: 265c125c54 (このIDを非表示/違反報告)
白玉(プロフ) - ザック尊い…辛い← (2022年4月3日 20時) (レス) @page7 id: 3b263c04f4 (このIDを非表示/違反報告)
みさき(プロフ) - ザックーーーーー!!!!かわいすぎる〜〜〜〜〜〜!!! (2019年8月23日 15時) (レス) id: 52964e3ed7 (このIDを非表示/違反報告)
シイナ(プロフ) - ザック大好きです!更新頑張ってください! (2017年8月13日 7時) (レス) id: 9000090cc3 (このIDを非表示/違反報告)
キノコ - ザックーーーーー!!!だぁいすぅきぃだーー (2016年4月9日 0時) (レス) id: 5efd4ffd4c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Dosu123l | 作成日時:2015年11月6日 20時