吹部のはなしV

[新企画]ファゴットのはなし☆ ページ32

だんだんペースが戻ってきました。

今日はファゴット、別名バスーンです。


ファゴットはダブルリードの楽器で、木管楽器の中では低音の部類になります。
この楽器もまた、オーボエやクラリネットと同時期に誕生し改良されたものです。


息が少なくてすむので、長い楽句の吹奏に適していて、重量感があり、表情豊かな音色を持っています。


ちなみに「ファゴット」という名前は、フランス語で「束ねられた2本の木」を表す「ファゴッテ(fagottez)」に由来するといわれています。
またイタリア語でも同様の言葉があり、そちらが由来ともいいます。

それが楽器の名前として使われるようになったのはいつなのか正確なことはわかっていませんが、少なくとも17世紀中頃のフランスでは、現在の楽器によく似たスタイルの木管楽器をファゴットと呼んでいたようです。


また、英語圏で使われている「バスーン(bassoon)」という名称は、これもフランス語の「バッソン(basson)」から派生した言葉です。
「バッソン」とは、もともとファゴットと同じ種類の楽器で低音を担当する楽器を表す言葉でしたが、17世紀後半にはファゴットを指す名称としても定着し始めました。



(YAMAHA楽器解体全書PLUSより抜粋)



さて、そろそろ入部でしょうか??


１年生を迎える先輩の皆さまも、ぜひこれを参考にして勧誘してみては??笑



明日からは金管ゾーンです。





佑菜

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