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男性「あ、あの、悪い理由で来たわけではないんです！」
怯える私に気付いたのか、慌ててそう話す目の前の彼。
男性「元々ユリさんのことはあまり知らなくて、ニュースで詳しく知って…」
私の出演した映画を一度見たことのあるらしい彼は、今回のニュースにとても驚いたらしい。
そして、このカフェは彼の勤め先からも近いそうで、前々からユリに似ている人がいると気になっていたという。
男性「冷やかしとか、そういうのではなくて…あんなに素敵な演技をしていた人をもう見れなくなったことが寂しくて…」
すいません、気持ち悪いですよね。
眉を下げながらそう言い、席を立とうとする彼に声を掛ける。
「いえ、映画を気に入ってくださってありがとうございます。」
笑顔を向けると、驚きつつも席に座りなおす彼。
緊張しながらもドウンと名乗った彼は、明るい顔で映画の感想を話してくれる。
あんなに辛かったユリのふりをしていた頃のことも、今は笑顔で話せる。
しかも、初めて会ったばかりの人と。
なんだか自分が強くなれたようで、そして受け入れて貰えたような気がして嬉しくなってくる。
そのまま暫く話し、明日も仕事だと言う彼は帰って行った。
笑顔で、また来ます！そう言い残して。
私がこの店を任されるようになって初めて出来た常連さん。
それがなんだかくすぐったくて、自然と笑みが零れる。
そのまま閉店作業を終わらせ、読みかけだった本を開く。
ユンギ以外に仲良くなった男性は初めてで、新しい友達が出来たみたいで心が弾んでいた。
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土星(プロフ) - （≧∇≦）さん» 作品を読んでくださり、感謝します。気分を害すなど、とんでもないです！少しでも楽しんで頂けたようでしたら、嬉しいです。コメントありがとうございました！ (2020年12月3日 17時) (
レス) id: fe9093fdaf (このIDを非表示/違反報告)
（≧∇≦）(プロフ) - 土星さん» そうなんですね！…失礼しました…とても詩が心にくるものだったので、もしかしたら何かの詩を元にしたのかとかになりコメントさせていただきましたら。気分を害してしまっていたらすいません。とてもこの作品に感動しました。 (2020年12月3日 17時) (レス) id: d81d3472fb (このIDを非表示/違反報告)
土星(プロフ) - （≧∇≦）さん» この詩は一応、自分で考えたものです。でもよく書かれるような内容なので、既存の何かしらと似てしまったのかもしれません。 (2020年12月3日 7時) (レス) id: fe9093fdaf (このIDを非表示/違反報告)
（≧∇≦）(プロフ) - この詩は何の詩ですか？なにか見た覚えもあるような気がして… (2020年12月3日 3時) (レス) id: d81d3472fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：土星 | 作成日時：2020年10月21日 18時
