検索窓
今日:3 hit、昨日:2 hit、合計:28,912 hit

邪魔者と救世主 ページ5

ザカオさんと動画を撮る当日、集合場所はUUUM事務所。



UUUM事務所には撮影室が幾つもあり、そこの一部屋で動画を撮るらしい。



『緊張する〜……。』



電車に揺られて事務所付近の駅で下車後、事務所まで歩いて向かった。









『こんにちは。』



事務所に入ると、最初に目に写った人物はツバキちゃんだった。



ツバキ「こんにちは、そるとさん! 今日はザカオさんと動画を撮るそうですね。」



なんと、もう予定把握しているとは……有能過ぎる。



『はい、ブレイクダンスを教えてもらうんです。』


楽しみなあまり、思わず口角が上がってしまう。



ヅハキ「ふふっ、楽しんでくださいね。」



上品に笑ってそう言うツバキちゃん。



やはり可愛らしい。



はじめ「なーにニヤついてんの。」



そこに突如邪魔者が現れた。



『別にー。』



数分後、私は素っ気なく答えたことを後悔することになる。



はじめ「えっ、冷たくない?どうした?何かあった?」



始まった……はじめんのうざ絡み。



『何もないってばー。』



それでも素っ気ない態度を突き通す私。



それを見て、ツバキちゃんはクスクスと笑っていた。



はじめ「んもー。」



はじめんは頬を膨らませる。怒っているということだろうか。



無駄にイケメンなので、別にムカつかないのが逆にムカついた。



ザカオ「そるとさん!」



来た、救世主。



『ザカオさん!』



はじめんとの態度の差に自分でも驚く。



はじめ「ザカっちそるとちゃんと仲良いみたいだね〜。」

ザカオ「ザ、ザカっち……?」



はじめんの変なおふざけのせいでザカオさんは混乱していた。



『変な呼び方しないの。』



頭を軽く叩いてツッコミっぽくしたい……ところだが
身長差がありすぎてそれは叶わなかった。



はじめ「いいなぁ、あれでしょ?ダンスの動画とか撮るんでしょ?
  呟き見た瞬間察したよ。」



図星をつかれ、私が小さく頷くとはじめんはドヤ顔をしてきた。



はじめ「いいなぁ、おいらも交ざりたい。」



別に私は構わないが、ザカオさんはどうだろうか。



ザカオさんの方を一瞥すると、ザカオさんは背筋を伸ばしたまま硬直していた。



これがデシャヴというやつだ。

ただいま【報告】→←名誉挽回



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (92 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
239人がお気に入り
設定タグ:Fischer's , フィッシャーズ , YouTuber   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

つくし - パスワードはなんですか?気になって、つづきがみたいです! (2022年3月6日 8時) (レス) id: 1c2909bdd7 (このIDを非表示/違反報告)
でうい - やめちゃうんだよね、……。(;_;)知ってからずーっと泣き続けました。学校でも思い出すと、泣きそうです。いままでお疲れ様でした!また帰ってくることをずーっと願っていますし、あんな嫌な人達にも負けず頑張ってください!(^_^)それでは、最後にアデュー! (2018年3月20日 21時) (レス) id: 171605a508 (このIDを非表示/違反報告)
桐タンス(プロフ) - ドルンさんが大好きでした…。いまは、占ツクのことは忘れて(忘れられないと思いますが…。)ゆっくりと休んでください。ドルンさんが辞めてしまうのはすごく悲しいです…。 (2018年2月23日 1時) (レス) id: 20311d9488 (このIDを非表示/違反報告)
- やめちゃ、、うの? (2018年2月16日 23時) (レス) id: c9a8dcc171 (このIDを非表示/違反報告)
美沙紀(プロフ) - 深夜に長々とコメント失礼しました(._. ) (2018年2月16日 2時) (レス) id: 7f0ac68bc4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ドルン x他1人 | 作成日時:2018年1月9日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。