自分の意思で ページ33
『どうするー……？』
はじめ「んー……あっ、あれ。」
はじめんが指差す方向を見てみると、そこにはFischer'sのメンバーさん数名がいた。
『あれ、こっち来てない？』
はじめ「うん。」
あれは……シルクさんに、マサイさんに、ンダホさんに、ザカオさん？
ンダホ「こんにちは。」
ンダホさんが私たちに挨拶をすると、他のメンバーさんも挨拶をしてきてくださった。
私たちも直ぐ様挨拶を返し、用件を訊いた。
マサイ「いや、昨日はシルクが
すみません……。」
あぁ、あのことか。
それを察した私は、首を左右に振りながら大丈夫だと言う。
すると、シルクさんが一歩前に出てきた。
シルク「……バカにされたのが許せなくて。」
シルクさんは一言だけそう言うと、黙りこんでしまった。
ザカオ「……バカにされたのが許せないって
いう気持ちは痛いほど分かるけど
それで本人に迷惑かけてんだよ。」
ザカオさんがそう言うと、マサイさんがザカオさんを止めるかのように肩を叩いた。
マサイ「……本当にすみません。
怖い思いさせちゃって。」
本当に大丈夫なんです。
私がそう答えようとすると、それを遮るかのようにはじめんが口を開いた。
はじめ「マサイが謝るの？シルクが
その迷惑をかけた張本人なのに？
何でその本人は黙って他のメンバーに
尻拭いさせようとしてんの？」
はじめんは決して怒りを顔に出してはいなかったが、声で怒っているのだということが分かった。
マサイ「……すみません。
おい、シルク。」
マサイさんがシルクさんの背中をポンと叩くと、はじめんがそれに呆れたかのように鼻で笑った。
はじめ「人に言われて謝るんじゃなくてさ
自分の意思で謝らないと意味ないよね。」
確かにはじめんの言ってることは
正論だった。
だが、そこまでして謝らなくてもいい。
私は十に許している。
というか、その前に怒ってもいない。
……ドアを壊したのはまずいと思うが。
『本当に大丈夫だから______』
はじめ「_______そるとちゃんは黙ってて。」
はじめんにそう言われ、私は黙ることしか術がなくなった。
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るは - 半身浴の回で事務所加入発表が、ゲーム実況者のキヨと同じくだりで面白いですね！どんどん読み進めます笑笑 (2019年4月2日 7時) (
レス) id: b29849f9c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづっち(プロフ) - 私と誕生日同じですね！ (2018年3月28日 17時) (レス) id: 9c9eeacd7f (このIDを非表示/違反報告)
ドルン(プロフ) - わこうさん» コメントありがとうございます！一歩間違えると炎上も免れない勘違いです…w どうなるんでしょうか……！ご期待頂けると幸いです！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年1月6日 14時) (レス) id: e5e3998927 (このIDを非表示/違反報告)
わこう - 結構ヤバい勘違いじゃないですかぁ ど、どうなっちゃうのぉぉぉ (2018年1月3日 11時) (レス) id: 0eb2d0dbac (このIDを非表示/違反報告)
柚子(プロフ) - ドルンさん» 応援し続けます！！ (2017年12月23日 0時) (レス) id: 5b8337cc04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドルン x他1人 | 作成日時：2017年9月18日 23時
