大切な人 ページ30
あの後、直ぐに事務所を出て
俺の車でシルクの家に向かうと
いるはずのないFischer'sのメンバー全員が
揃って待機していた。
モトキは酷く冷たい目をしていて
シルクをビンタした。
モトキ「……自分が何したか分かってる？」
モトキはいつもより声のトーンが低く
怒りのせいか声が震えていた。
シルク「………」
シルクは何も答えず無言のまま
ただうつむくだけたった。
マサイ「そるとさん、怖かっただろうな。」
マサイもシルクを冷たい目で見て
静かにそう呟いた。
ダーマ「ドア壊れたって。」
ザカオ「過激なファンと変わらねぇな。」
シルクを追い詰めるようなメンバーに
俺は何故か腹立った。
ンダホ「シルクがあんなことしたのに
は理由があること分かってんの？」
俺がメンバーにそう訊くと、全員が頷いた。
ぺけたん「知ってるよ……？ダンテ君が
そるとさんを悪く言ったんでしょ？」
ぺけたんが悲しそうな顔をしながら
言ってくるので、俺は何も言い返せなかった。
ザカオ「だからってお前な______」
ザカオがシルクの胸ぐらを掴もうとする。
マサイ「ザカオ、やめろ。」
それをすぐに止めたのはマサイだった。
マサイ「……今度、事務所の人とそるとさん
ダンテにも謝りにいこう。」
マサイはそういい終えると、手をパチンと叩いて
この話は終わりと、解散に持っていった。
そして、マサイがシルクの方に近付いていく。
マサイ「お前は尊敬に値する大切な人
のことを悪く言われたのが
許せなかったんだよな。
中学生の頃から変わってねぇよ。
大切な人は本当に大切にするとこ。」
そう言って、マサイはシルクの肩を
優しくポンポンと叩く。
そして帰り際に、一言だけ。
だからってドアは壊すなよ。
冗談っぽく笑ってみせると、マサイは
シルクの家を後にした。
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るは - 半身浴の回で事務所加入発表が、ゲーム実況者のキヨと同じくだりで面白いですね！どんどん読み進めます笑笑 (2019年4月2日 7時) (
レス) id: b29849f9c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづっち(プロフ) - 私と誕生日同じですね！ (2018年3月28日 17時) (レス) id: 9c9eeacd7f (このIDを非表示/違反報告)
ドルン(プロフ) - わこうさん» コメントありがとうございます！一歩間違えると炎上も免れない勘違いです…w どうなるんでしょうか……！ご期待頂けると幸いです！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年1月6日 14時) (レス) id: e5e3998927 (このIDを非表示/違反報告)
わこう - 結構ヤバい勘違いじゃないですかぁ ど、どうなっちゃうのぉぉぉ (2018年1月3日 11時) (レス) id: 0eb2d0dbac (このIDを非表示/違反報告)
柚子(プロフ) - ドルンさん» 応援し続けます！！ (2017年12月23日 0時) (レス) id: 5b8337cc04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ドルン x他1人 | 作成日時：2017年9月18日 23時
