数十分前の出来事 ページ27
ンダホside
ンダホ「……こめんなさい。」
シルクの動きを制止させる為に、シルクに
掴みかかったまま、俺は撮影室にいた方々に謝罪した。
どうしてこんな状況に陥っているのか。
__________事の始まりは、数十分前まで遡る。
シルク「よっ、ダンテ。」
PDS「うっす。」
同じ事務所に所属しているYouTuber
PDS株式会社のダンテ。
俺たちはそいつとコラボをするために
今、事務所に来たのだ。
いつもの撮影室は、そるとさんと
ヒカキンさんが使っているので
今日は他の撮影室での撮影だった。
撮影室でダンテと合流した後
コラボ動画の撮影をスタート。
撮影はスムーズに進み、案外早く撮影が終わった。
終わった後は、することも無いので
三人でたわいもない話をしていた。
______そんな中、ダンテがある質問をしてきたのだ。
PDS「何で今日って向こう使えないの？」
向こうというのは、いつもの撮影室ことだろう。
俺が訳を説明しようとすると
シルクが先に口を開いた。
シルク「今日はヒカキンさんと
そるとさんが使ってるんだよ。」
シルクが質問に答えると、ダンテは顔をしかめた。
ダンテ「……そると。」
いつもより少し声を低くして
そるとさんの名前を言うダンテ。
するとダンテはため息をつき
呆れたような表情で口を開いた。
PDS「俺、そいつ嫌いなんだよね。」
その一言に、俺は一瞬固まってしまう。
ンダホ「そうなんだ。」
同情は出来ないので
苦笑しながら相槌を打つことしか出来なかった。
シルク「……へぇ、何で？」
……声のトーンだけで分かってしまう。
顔を見なくても分かる。
シルク、今ちょっとだけイライラしてる……。
何故か怖くて、俺はシルクの顔を
まともに見ることが出来なかった。
だが、次のダンテの言葉がシルクの堪忍袋の緒を
切ることになるなんて_______
この時の俺は、まだ知らなかった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 756人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
るは - 半身浴の回で事務所加入発表が、ゲーム実況者のキヨと同じくだりで面白いですね！どんどん読み進めます笑笑 (2019年4月2日 7時) (
レス) id: b29849f9c5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆづっち(プロフ) - 私と誕生日同じですね！ (2018年3月28日 17時) (レス) id: 9c9eeacd7f (このIDを非表示/違反報告)
ドルン(プロフ) - わこうさん» コメントありがとうございます！一歩間違えると炎上も免れない勘違いです…w どうなるんでしょうか……！ご期待頂けると幸いです！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年1月6日 14時) (レス) id: e5e3998927 (このIDを非表示/違反報告)
わこう - 結構ヤバい勘違いじゃないですかぁ ど、どうなっちゃうのぉぉぉ (2018年1月3日 11時) (レス) id: 0eb2d0dbac (このIDを非表示/違反報告)
柚子(プロフ) - ドルンさん» 応援し続けます！！ (2017年12月23日 0時) (レス) id: 5b8337cc04 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ドルン x他1人 | 作成日時：2017年9月18日 23時
