【いみちぇん！】新たな御筆とふしぎな夢 (ページ29)

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自然生成ページ29

モモside

普通に部屋だよね、これ。

ちなみに言うと奏多くんちの車に荷物とかを置いてる。

「じゃぁちょっと巻物読んで見よー！」

そうだ、ね。

見てなかっただけで何かわかるかもしれない！

そうして私たちはよみ始めるのだった。

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ずっと読んでるけど。

見つからない。

気になる記事は。

「みんなどう？」

「「「見つからない」」」

そっか。

まぁ簡単にはできない、よね。

でもなんどでも読み返したほうがいいよね。

心愛side

うーん。

み・つ・か・ら・な・い！

飽きて来たー！

でも重要だし。

もっと読むかぁ。

「えっ？これ、えっ？」

すんごーく気になる文を見つけた。

みんな私のとこに集まってくる。

「なんかあったの？」

「う。うん、ほら、ここ。」

「？なに、この字。」

え？ただの平仮名だよっ？？

奏多も矢神くんもわかってない。

わかってるのは私だけ。

「え、えっとみんなには見えないみたいだから説明すると、『マガツ鬼の襲来が起こる前の一週間以内に新たな御筆が自然生成される。』って！」

「へぇ、そうなんだ自然生せ…いーっ？」

まぁ驚くよね！

私も驚いてたし。

いや今もだけど。

「まだ続きがあるの『マガツ鬼がとんでもない数くる。それがかわいそうだと思い、御筆が生成される。御筆に認められた者は普通の人、または文房師からミコトバヅカイにかわる。』だって！」

……ありえないというところ。なんだけど。

＿＿＿あの筆＿＿＿＿＿＿＿＿

邪気がみえてた

……だから。

ううん、きっと。

＿＿そうなんだろう。

そんなことありえるのかって感じだけど。

実際、ありえたんだ。

＿＿＿＿＿＿＿御筆の自然生成は

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

モモside

御筆の自然生成。

たしかにそれがあるのなら、納得できる。

でも、なんでそんなことが起きるんだろう。

御筆は貴重。

そんなものが自然生成されるなんて。

それに、なんで心愛ちゃんにだけみえたの？

ミコトバヅカイってわけじゃないよね…。

私は見れなかったんだし。

「えっと、その後は…かすれてる。読めるところだけ読むね。『義語…対…強…………一…き…今…風…波…然…けら…る。』義語対強一き今風波然けらる？掠れてて意味わかんない！」

心愛ちゃんが読んでくれたけど、
本当になにそれ！？

なにか重要なことがありそうなんだけど。

かすれてちゃぁ、ね。