【いみちぇん！】新たな御筆とふしぎな夢 (ページ15)

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相談…13 ページ15

モモside

なん、だったんだろ…？

でも、やっぱ夢の中であったことは、本当だと思う。

そういえば最後にいたこ、心愛ちゃんのこと知ってた、よね？

なんなんだろうな。

すごく焦ってた。

…あとで相談しよう。

～学校～

「モモちゃん、おはよう。大丈夫？浮かない顔して」

「……ううん、大丈夫！心配かけてごめんね！おはよう朝子ちゃん！」

「ほんと～？モモちゃんって心配させたくないからって嘘つくんだから。どうしたの？」

そのあと、声をちっちゃくして、

「矢神くんのこと？」

「ううん。それについては昨日会えたから…ごめんね。じゃぁ、ちょっと放課後きてくれる？私の家に。」

「……わかったわ。みんなもよんどく。」

「うん。ありがとう。」

心愛ちゃんも呼んだ方だいいかな？

うん。帰ったらね。

～放課後～
私が外に出てると

「お～い！モモ！またせた？」

「ううん、大丈夫だよ！じゃぁ、入って」

「いんやー、それがねー、心愛の家になったのよー！」

心愛ちゃんの？

「あー、みんな早く来てっ。はやくはやくっ。待ちくたびれるって！」

「大袈裟だなぁ。全く。じゃ、いこっ。」

「うん！」

～心愛の家～

「…すごーい！広いね～。みずき、ガンドー！」

「ここは和風なのね」

「あはは～。私和風が好きだからね～。」

「確かにすごいけど、本来の目的忘れないでよね？」

「え？心愛ちゃんちに遊びに来たんじゃないの？」

「違う違う。ほら、モモちゃん」

みんなの視線が集まる。

うぅっ。そんなみないで～

「えっとね、昨日＿＿＿」

そして昨日、というか夢についていった。

「明晰夢、か。」

「そんなに重大なの～？」

「……」

みんなが色々いってる中、心愛ちゃんと奏多くんは黙ってる。

「その女の子って、紫色の髪で青色の瞳なんだな？」

「う、うん。それでなんか泣きそうな声で。大変さが滲み出てたの。」

みんなが黙っている。

考えてるんだ。きっと。

そんな中心愛ちゃんが声をあげた。

「その子、しってる。私の親友の＿風谷実波。」

え？

心愛ちゃんの親友？

心愛ちゃんのこと知ってるみたいだったのは親友だから？

でも、なんで心愛ちゃんちにいるの？

頭にハテナマークを浮かべてると

「ごめんごめん。実波に私は、いじめられてて。でも実波もいじめたら捨てるって言われてたみたいで。で、いじめをやめてくれた。だから捨てられちゃったの。実波は。だから私の家にすませているの。」