第三百三十五話「預言者+ウルノーガ÷2=？」 ページ10
セーニャ「いえ、私達にも見えていましたので大丈夫です。まさかセニカ様があのようなお姿になっていたなんて…」
預言者「…そうじゃ。邪神を倒す鍵を握る賢者セニカは姿を変え、今もあの塔で生きておる」
無惨「それはわかったが…預言者、何故お前はそこまで知っている？一介の預言者とはいえ無関係と言うにはあまりにも知りすぎている気がするが」
預言者「ふむ…では、わしの本当の姿を見せよう」
(預言者の姿が魔法使いウラノスになった)
ウラノス「そう…わしはウラノス。伝説の勇者ローシュの仲間じゃ」
A「そう。ほんで？なんでローシュ殺っちゃったの、あんたあの人と邪神を倒すってドゥルダの大修練場で誓ったんでしょ？」
ウラノス「ローシュが邪神にトドメを刺そうとしたあの時、わしの頭の中に声がよぎった…"ローシュを殺せ、さすれば力をやろう"と」
霊幻「200％ぐらいきな臭いだろ」
ウラノス「わしは己の心を奮い立たせ甘言に抗ったが…気づけばローシュを殺していた。邪神の力を吸い取り悪に染まったわしは、ウルノーガとなったのじゃ…だがウルノーガの中には善なる心が微かに残っていてな…それでもう一人のわしが生まれたのじゃ」
梅「そのもう一人の方が"預言者"ってワケね」
ウラノス「勇者イレブンよ…ウルノーガが倒された今、最後の預言を与えよう。時の賢者は命の大樹の北にて勇者の訪れを待つ…神の民の力を借り、かの地を目指せ。どうか邪神を討�漸未燭掘△海猟垢�戦いに��濾笋鯊任辰討�譟�
(ウラノスが消えていった)
イレブン「はい…皆と力を合わせて、必ずや邪神ニズゼルファにフィーネをくれてやります」
グレイグ「フィーネ…？」
マヤ「何だよフィーネって」
ホメロス「"終曲"を示す音楽用語だ。バイキング出身のマヤはともかくグレイグ、お前はそんな事も知らないのか」
シルビア「今のいいわね、シャレてるじゃない」
イレブン「いやぁ、実はこれAからの受け売りなんだよね…」
カミュ「一体今までのどのタイミングでんな事言ったんだよ」
銀時「で？なんだっけ、忘却の塔に行くんだったっけ？」
第二人格「その前に神の民の里じゃない？神の民の力を借りて忘却の塔に行けって話だったし」
〜神様移動中〜
神の民1「お帰りなさいませ勇者様、聖なる苗木から何かわかりましたか？」
イレブン「はい、色々と…」
イゴルタプ「懐かしい匂いがするのう…」
第三百三十六話「微かなる記憶」→←第三百三十四話「勇者の星の真実」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年4月29日 14時
