第三百三十三話「ベロニカの真の姿」 ページ8
ホメロス「…猗窩座お前、どう見ても頭脳派じゃないのに意外と洞察力に長けているな」
猗窩座「服に関しては俺も一応武の道に進んでいるからな」
グレイグ「ホメロス、そういう嫌味めいた言い方はよせと…」
A「うちの部下ナメんじゃないわよホメロス、強いうえに賢いんだからね」
ホメロス「どうやらそのようだな」
〜神様移動中〜
〜バンデルフォン地方 北の高台にて〜
セーニャ「イレブン様、苗木が見つかりました！」
イレブン「ありがとうセーニャ、すぐ行く！」
第二人格「これがラスト苗木ね…何が見える事やら」
(イレブンが苗木に手をかざす)
(ケトスがニズゼルファの闇のバリアを突破し、ニズゼルファが姿を現す光景が見えた)
猗窩座「やはり覚醒したケトスの力をもってすればあのバリアを打ち破れるようだ」
ベロニカ「けど今のケトスはまだ覚醒してないわよね。笛を吹いただけじゃただ呼ばれるだけだし、どうすれば…」
第三人格「うん、そこだ。問題はそこだ」
預言者「勇者と仲間達よ、お困りのようじゃな」
梅「預言者…どうやってここに来たのよ」
預言者「ケトスを覚醒させるには、賢者セニカの力が必要となる。彼女の行方を知るためにもう一つの記憶を読み解くとしよう」
銀時「オイオイ、苗木はこれで全部だろ？何処にあんだよもう一本は」
預言者「…ベロニカよ、ここへ」
(ベロニカが預言者の前へ進み出る)
預言者「おぬしの今の姿…本来あるべき姿ではないな？」
ベロニカ「どうしてその事を…？」
マヤ「おい、どういう事だよ？」
ペローナ「そっかお前知らねェのか…ベロニカは魔物に年齢奪われて今の姿になってんだよ。ホントだったら今大体16なんだと」
ホメロス「私も初耳だが」
預言者「さぁベロニカよ、これを身に着けるのだ」
(ベロニカが預言者の首飾りをつけた途端首飾りが輝きだし、ベロニカが元の姿に戻った)
シルビア「ベ…ベロニカちゃん？」
ロウ「こいつはたまげたのう…」
A「さすが双子の姉、顔がセーニャとそっくりね」
預言者「セーニャよ、ベロニカのもとへ」
(セーニャがベロニカのそばに進み出る)
預言者「おぬしらは勇者の導き手となる運命の双子。二人が力を合わせ心より願えば奇跡も起きよう…だがそれにはベロニカが子供の姿のままではダメなのだ」
無惨「だから元の姿に戻したのだな」
セーニャ「預言者様、貴方は一体…？」
第三百三十四話「勇者の星の真実」→←第三百三十二話「ケトス覚醒する説」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年4月29日 14時
