第三百三十二話「ケトス覚醒する説」 ページ7
イレブン「よし…いくよ」
(イレブンが苗木に手をかざす)
(先代勇者達が勇者の剣を作ってケトスに乗った光景が見えた)
シルビア「…今の光景、皆にも見えていたのよね?」
梅「えぇ、見えたわよ」
セーニャ「イレブン様と同じく左手に痣のある方がいらっしゃいました。もしやあの方は…?」
ホメロス「…順当に考えれば、先代勇者ローシュとその仲間達だろう。イレブン、確かユグノア王家の祖先はローシュだったはずだな?」
イレブン「うん、おじいちゃんからはそう聞いてるよ」
銀時「ここまではもう前の時間軸で見てんだよ、今更再放送なんか見たかねェよ。もっと俺達が知らねェ情報寄越せコノヤロー」
ゴクオー「仕方ねェだろカミュサンとかその辺は前の時間軸での事なんも知らねェんだから」
ロウ「勇者の剣を完成させたところは見えたが、これだけでは勇者の星に何が起こったのかがわからんな…次の苗木のもとへ向かうとしよう」
ペローナ「なぁ、次の苗木何処にあんだ?」
第二人格「…これどっちもケトス使わないと行けないけどどうするよ?」
イレブン「うーん…特に理由はないけど、ダーハラ湿原の方からでお願い」
第三人格「りょ」
ゴクオー「Aちゃん、アンタが"りょ"とか言うのオレっち初めて聞いたんだケド」
猗窩座「最早今初めて言ったに等しいところはあるだろうな」
〜神様移動中〜
〜ダーハラ湿原 北西の高台にて〜
マヤ「すっげえ…俺空飛んだんだ…」
ベロニカ「気持ちはわからなくもないけどしっかりしなさいよね、あたし達多分これから何回もあれに乗るんから」
イレブン「えっと苗木苗木…これ、だよね」
(イレブンが苗木に手をかざす)
(賢者セニカが天空のフルートを吹き、勇者の剣の力がケトスをパワーアップさせた光景が見えた)
カミュ「おいおいどういう事だ!?ケトスの奴随分立派な姿になってたじゃねえか!」
無惨「早い話ケトスを勇者の剣の力で覚醒させる事ができる、ということだな」
ペローナ「けどそれと邪神ニズゼルファがどう関係してるってんだ?私にはサッパリだぞ」
グレイグ「あの空飛ぶクジラ…ケトスが邪神討伐の鍵となる存在なのだろうか」
猗窩座「…待て。そういえば先程邪神の付近を飛んだ時に見たんだが、バリアのような邪悪な魔力が奴を覆っていなかったか?もしあれがニズゼルファを守っているのだとしたら、ケトスの覚醒はそのバリア的なものを打ち破るために必要だという事になるんだが」
第三百三十三話「ベロニカの真の姿」→←第三百三十一話「マヤ」
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年4月29日 14時