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第三百七十四話「ダメージ管理」 ページ49

A「あら、そなの?じゃあこのターンでグレイグがゾーンに入らなかったらあたしの番が来るまで待ってなさい。そん時にあたしがグレイグをゾーンに突入させる」

マヤ「Aさんそんな事もできんのかよ…」

マルティナ「しかも一度に複数人ゾーンに突入させられるのよ」

ベロニカ「…あたしが前の時間軸で死んだ後、Aの力で複数人一気にゾーンに突入した事があるのね?」

イレブン「うん…ギガバーストって技使った時に一回だけ」

ペローナ「ちなみにその一回って魔王との戦いだからな」

グレイグ「すまない、俺はゾーンに入れなかった!頼んだぞA!」

▽グレイグは 仁王立ちの構えをとった!

▽グレイグは 全ての攻撃を一身に受け始めた!

第二人格「にしてもホメロス…さっきの新技の事を別にしてもあんたなかなか堅めの策思いついたもんだわね。ベロニカがグレイグにマホカンタ、セーニャがグレイグに女神の祝福でグレイグのみにダメージが行ってもすぐリカバリーできる状態に持ち込むなんて」

マヤ「お前ホントに軍師サマだったんだな」

ホメロス「喧嘩を売っていると取って構わないな?」

第三人格「言ってる場合じゃないでしょうに…友"祝福と呪い"」

▽グレイグは ゾーンに入った!

無惨「…グレイグ、少しいいか」

グレイグ「どうした、無惨」

無惨「…繋ぎ"始祖の権限"」

ロウ「…無惨、おぬしグレイグに自動回復を与えたのか?」

無惨「厳密に言うと違うな。今しがたグレイグに一時的に与えたのは鬼の再生能力だ、即死でなければ何度でも傷が癒える…戦闘が終わると効果も切れるが」

A「で、今グレイグはセーニャの女神の祝福がかかってるから即死の時に一回だけギリギリで耐える効果がついてる。となると…セーニャがグレイグに絶えず女神の祝福をかけ続ける限りグレイグは死なないってなるわけか。あんた冴えてるわね無惨」

カミュ「味方にデメリットなしの再生能力を付与…やっぱりAと無惨って精神的なとこどっか似てんな」

第二人格「まだ一応手加減なさい猗窩座、新しい技見て終わりたいもの」

猗窩座「そうだな…牙と脚なら破壊して問題なさそうか?」

第三人格「んー、牙があったら絶対噛みついてくるだろうし足があったら引っかかれるからいいわよバキバキにしてきてくれて」

猗窩座「あぁ、任せてくれ!」

(猗窩座が徐に拳を握る)

第三百七十五話「お前が言うかそのセリフを」→←第三百七十三話「暴走の末」



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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年4月29日 14時

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