第三百七十一話「オバブロ寸前」 ページ46
第二人格「んー………………一応思いついたにはついたけど、ハッキリ言ってこれで意識戻るかどうか確信が持てない」
無惨「目を覚ますには至らなくともやる意味は間違いなくある。安心して言うといい」
第三人格「………よし、行きます」
イレブン「うん」
(ゴクオーのそばに寄り、耳元に顔を近づけるA)
A「………あんたなんか大嫌い」(大嘘)
ｶﾞｯ
(次の瞬間、ゴクオーが目を覚ましてAの手首を掴んだ)
ゴクオー「Aちゃん、今のウソだよな？そうだよな？絶ッ対ウソだもんな？？」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ
A「痛い痛い痛い痛い痛い放せ放せ」
ゴクオー「何？否定しねェの？なァAちゃん、今のウソだって言ってくれよ」
第二人格「落ち着け落ち着けマジで、っていうかあんたこういうの嘘かどうか判別つくでしょそれ前提で言ったからねあたし今の」
ゴクオー「わかってっけどアンタの口から"今のはウソだ"って聞きたくてさ」
霊幻「めんどくさい彼女かお前は」
マスハン〔ヤバいヤバいこれオバブロするって〕
ブラック〔ただでさえマレウスさんが大変な事になるのが確定してるのにですか？〕
第三人格「どメンヘラの連絡魔状態そのままにオバブロしたゴクオーとか途方もなく嫌」
ホメロス「こいつこんな感じなのにどメンヘラの連絡魔なのか」
銀時「オイオイ、こいつ前に言ってただろ"既読ついてから二時間以内に返信来ないと許さない"的な事」
第二人格「まぁ厳密に言うと"既読スルーはまだ許せるけど既読ついてから二時間経っても返信来てなかったらダメ"的な感じだけどね」
グレイグ「すまん今のは何がどう違うのかわからなかった」
ベロニカ「誰もわかんないわよこんなの」
第三人格「何気言い出しっぺの我々もよくわかってなかったりするわ」
無惨「絶望的すぎるな」
梅「というかコイツ多分オバブロ的な風な事になったら高確率でAのスマホが連絡手段として使い物にならなくなるわよ」
ペローナ「おいスマホのメインの用途って連絡手段だろヤベぇじゃねェか」
銀時「けどなんか言いたい事はわかるわ。アレだろ？闇堕ち状態から戻ってくるまでAのスマホがコイツのスマホにしか繋がんなくなんだろ？」
第二人格「めっちゃ不便になるから切実にやめていただきたいわねソレ」
第三人格「あーハイハイもう、安心なさい嘘だから。今さっき言ったやつ嘘だから」(適当)
第三百七十二話「ムンババ・邪」→←第三百七十話「どうなってんだお前の体は」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年4月29日 14時
