第三百七十話「どうなってんだお前の体は」 ページ45
シャール「はい、大丈夫です！本当にありがとうございます…！」
〜神様移動中〜
第三人格「さて…本のタイトル何だったっけ、"森の守り神"で合ってる？」
マルティナ「ちゃんと合ってるわよ」
ホメロス「やはり広いな…」ｷｮﾛｷｮﾛ
A「…ホメロス、件の文献探しは我々に任せてあんたはここの魔導書なり兵法書なり読み漁ってきていいわよ」
ホメロス「私の面の皮はそこまで分厚くないのでな、余計なお世話だ」
グレイグ「ホメロス、お前という奴は…」
マルティナ「A、一応言っておくとアレ意訳すると"気遣いはありがたいがお前達にだけ探させるわけにも行かないだろう"って意味だから誤解しないであげてね」
第二人格「りょ。じゃあ本探し終わった後にプチ読書会ね」
ﾊﾞﾀｯ
カミュ「ん？何だ今の音」
(ゴクオーがバタンキュー的な感じで卒倒してる)
シルビア「ゴクオーちゃん！？」
猗窩座「しまった、ウソバテか…」
第三人格「あー…確かにだーいぶ期間空いちゃったもんね、最後の裁判長沙汰の案件から」
ベロニカ「何よウソバテって…」
ペローナ「そっかあん時あの場にいたロトゼタシアサイドの奴イレブンとグレイグとロウとシルビアだけだったもんな…」
A「まぁかなり端的に言うとね、コイツ定期的に嘘を聞かないと体調不良起こすのよ」
マルティナ「初耳なんだけれど…」
ホメロス「どうなってるんだこいつの生態は」
無惨「こればかりは私も未だに解明できていないな」
第二人格「いいからそんな事しなくて、コイツの趣味嗜好の問題なんだから」
カミュ「つーか早くどっか安置できるとこに運んでやれよ、ここ魔物だらけなんだぞ」
セーニャ「確か最上階の中心部の辺りに暖炉があったような…」
第三人格「いえ、そこまで運ぶ必要はないわ。これウソバテだから嘘聞かせれば体調回復するはずだもの、てことで誰かちょっと今ここで何でもいいから嘘ついて頂戴」
グレイグ「なんて難しい事を言うんだ」
梅「山手線ゲーム方式で順番に嘘言ってくのはどう？その方がスッと出てきやすいかと思ったんだけど」
銀時「いいか、世界には"言い出しっぺの法則"っつーのがあるんだよ。だから今回は初手Aってことでいいだろ」
A「えー…あたしこういう時にまともな嘘つけた試しがないんだけどな」
猗窩座「まぁお前が嘘が上手い時は基本仲間を助ける時だけだったりするからな」
第三百七十一話「オバブロ寸前」→←第三百六十九話「そっかそうやん」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年4月29日 14時
