第三百六十七話「魔都新横浜」 ページ42
第三人格「ヤバいわね…しかもこれ声が野球拳に似てるせいで余計変態みたいに思えてくるわよ」
グレイグ「"声が野球拳に似てる"ってどういう事なんだ」
猗窩座「なんというかその…敵と顔見知りの合の子みたいな関係の者に"吸血鬼野球拳大好き"と名乗るおかしな奴がいるんだ」
ホメロス「本当におかしな奴だな」
A「うん、ちなみにそいつは"結界を張りつつ相手に催眠術をかける"とかいう割と高度な技術を誰にも邪魔されずに野球拳するためだけに盛大に無駄遣いするタイプの馬鹿です」
銀時「持って生まれた才能が仇になるタイプの馬鹿じゃねェかそんなもん」
マヤ「そもそも"変態みたい"っていうか変態なんだよあそこのジジイは」
梅「それは間違いなくそう」
?「こりゃっ!そこのお前さん、だらしがないぞ!邪神様に捧げる大事なダンスなんじゃ、へばっとらんで踊れ踊れ!」
グレイグ「邪神!?」
ロウ「なんと!」
無惨「どうやら邪神の手先だったようだな…私の見た感じだとあれは高確率でハッスルダンスだ、邪神との戦いに入った時あれで回復されてはキリがないな」
?「ん?まーだ踊っとらんノリの悪いもんがおったんか。ほーれ、お前さん達にも踊ってもらうぞい!」
▽ハッスルじじい・邪が現れた!
第二人格「何が出てくるかと思ったら、新横の吸血鬼の中に紛れてても違和感ない感じの奴が出てきたわね…」
カミュ「アレが違和感ないってどんな町なんだよシンヨコ」
猗窩座「端的に言うと"変な吸血鬼とまともな吸血鬼と強い吸血鬼と人間達がバカ騒ぎしながら暮らす町"だな」
イレブン「ほとんど吸血鬼じゃない?それ」
第三人格「いや、言うて変な吸血鬼とまともな吸血鬼と強い吸血鬼と人間が2:1:1:4ぐらいの割合で共存してるから吸血鬼がほとんどってワケではないのよ」
ホメロス「吸血鬼側の半分を変な吸血鬼が占めている辺り果てしなく不安なんだが」
A「新横は大体そんなもんなのよ」
ベロニカ「そこ大丈夫なの?治安とか…マジックバリア!」ピロリロリロ
第二人格「いやそりゃもういろんな意味で異常よ。だって新横の民は股間にゼラニウム生えてるマッパが歩いてても駅前でマイクロビキニの集団がワーワーしてても見向きもしないもの」
イレブン「慣れって怖いね」(震え声)
ホメロス「例に出てくる状況全てが特殊すぎる」
ゴクオー「マジでそういう町なんだよあそこ…」
カミュ「お前行った事あんのかよ」
第三百六十八話「聖獣らしからぬ聖獣」→←第三百六十六話「裁判長沙汰」
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年4月29日 14時