第三百六十一話「千里の真珠」 ページ36
〜神様移動中〜
〜海底宮殿にて〜
第三人格「なんだかこうやって会うのも久しぶりな気がしますね、女王陛下」
セレン「えぇ…勇者よ、女神よ、よくぞ来てくれました。早速ですが、貴方々の力を見込んでお願いしたい事があります」
イレブン「お願いしたい事？何かあったんですか？」
セレン「まず、黒い太陽が現れて世界中の魔物達が凶暴化していることは知っていますね？」
梅「えぇ、少なくとも地上はそんな感じだったわよ」
セレン「はい。そしてこの海においても同じ事が起きているのです…世界を見通す事のできる"千里の真珠"。その千里の真珠の輝きが邪悪なる魔物に奪われました」
A「その輝きがないと真珠の力を最大限に引き出せないとかそういう感じです？」
セレン「理解が早くて助かります。千里の真珠は私達人魚族の秘宝、どうか貴方々の手で魔物を倒し千里の真珠に輝きを取り戻してはもらえませんか？」
第二人格「んな伝説クラスのアイテムの力が奪われたとあっちゃ大問題でございますね。了解です女王陛下、その話引き受けました」
イレブン「それで、その邪悪な魔物について何かわかりますか？」
セレン「貴方々なら引き受けてくれると信じていました…さすがです。千里の真珠の輝きを奪った魔物の名はデスエーギル、外海の北東にある孤島近くに潜んでいます」
ホメロス「かなりの僻地だな…道中に現れる魔物も手強いと見て間違いないだろう」
セレン「船で孤島のそばまで行けば、貴方々の持つマーメイドハープがデスエーギルの存在を知らせるはず…さぁ、勇者イレブンと女神A、そして仲間達よ。デスエーギルを倒し千里の真珠から輝きを取り戻してください！」
猗窩座「そんな防犯システムみたいな機能がついてるのか、マーメイドハープ…」
〜神様移動中〜
〜外海にて〜
マルティナ「北東の孤島…あったかしら？」
イレブン「う〜ん……ダメだ、お母さんから貰った世界地図見てるけどぽいのが見当たらない」
霊幻「世界地図に載らないレベルって相当小さい島だぞ」
ゴクオー「となったらあとはもう現地に行ってみるしかねェな。シルビアサン、北東の海に舵切っといて」
第三人格「あーあとね、道中で魔物出てきたら我々で仕留めるから。皆ちゃんとデスエーギルとの戦いに向けて力温存しといてね」
グレイグ「またしても神の
第三百六十二話「完全完璧にただの普通の我流」→←第三百六十話「闇スタンドと猗窩座の熱弁」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年4月29日 14時
