第三百五十一話「最強の武器の試練に挑む」 ページ26
ジエーゴ「よし、そうと決まりゃ善は急げだ。早速だが、古より我が家に伝わりし大いなる試練を与えてやろう！」
無惨「大いなる試練？」
ジエーゴ「そうだ。デルカコスタ地方にあるデルカダール神殿に、黄金に輝く巨人が封印されている。コイツに打ち勝ってこい」
ペローナ「…そいつ、特定の条件を満たさないと倒せないとかそういうのがあんのか？」
ジエーゴ「勘がいいな、オバケの嬢ちゃん。倒すっつってもゴリアテとグレイグ、二人で力を合わせて大魔神斬りでトドメをさすんだ…見事試練を果たせば、どんな強大な力にも立ち向かえる最強の武器が手に入るだろう。あのデカブツにだって引けは取らねェはずだ」
第三人格「マジですかジエーゴさん…それは是非とも手に入れておきたいですね」
シルビア「最強の武器が手に入るとなったら、俄然燃えあがってきたわね！その試練、受けて立とうじゃないの！」
ジエーゴ「ハッ、威勢がいいのだけは変わらねェな！デルカダール神殿の封印は俺が解いておくから、二人で協力してせいぜい頑張りな！」
銀時「すげーなオイ、おっさんそんな割と重めの権限持ってんの？」
ベロニカ「王室お抱えの剣術指南役とはいえそれはすごいわね…」
イレブン「ひとまず神殿の近くまで行って、そこで準備を整えよう」
〜神様移動中〜
〜デルカダール神殿付近 キャンプ場にて〜
A「じゃあまず編成を…と言いたいところだけど、全員同時に戦線に出れるから編成もへったくれもないのよね」
ホメロス「となればあとは…"大魔神斬りを発動させるためにどういった条件を満たしていなければならないか"と"グレイグとシルビア以外にどう動いてもらうか"が問題だな。少なくとも前者に関してはグレイグは魔神斬り、シルビアは片手剣スキルの技のうち特定の何かを覚えていなくてはならない事だと思うが」
第二人格「せやね…ブラック、あんたそこんとこ知らない？」
ブラック〔何気にAさんもマスターハンドさんも、こういう企画の時オレちゃんの事を当たり前のように攻略本扱いしますね〕
第三人格「だって我々の中で一番ゲームとか詳しいのあんたなんだもの。後であんたの動画の撮影に付き合うから許して」
ブラック〔構いませんけど、他の方連れてこないでくださいね？〕
A「いいけどなんでよ」
カミュ「…なぁ。前々から思ってたんだが、この声誰なんだ？二人いるみてェだが」
第三百五十二話「準備中につき」→←第三百五十話「ご子息のゴリアテ君になります(二度目)」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年4月29日 14時
