第三百四十八話「ヤンデレとメンヘラの境界線」 ページ23
グレイグ「なるほど…」
ホメロス「未だかつてないわかりやすさだったな」
アラクラトロ「いやホントすみませんでしたお願いですから闘気帯びながら拳ポキポキ鳴らすのやめてください」
猗窩座「あの時は俺も冷静じゃなかったからな。力加減も考えず殴っただけになってしまったが…安心するといい、今度の俺は比較的冷静だ」
(猗窩座がそのままアラクラトロを目にも留まらぬ速さでボコボコにしていく)
ゴクオー「この人の場合それが"手加減してやる"じゃなくて"何をどうすればお前を極力苦しめて倒せるかしっかり考えながら戦う"って意味だから怖ェんだよな…」
第三人格「うん、まぁアイツの怒りがトランス状態のあんたを超える時なんてもうそれこそまた恋雪さんが死ぬような目に遭った時ぐらいなんじゃないかとは思うけど」
ベロニカ「ゴクオーアンタトランス状態になる事あるの？」
A「えぇ、コイツの心の地雷原は"つまらないウソツキだ"っつって侮辱される事にあるのよ。そういう時にトランス状態になるわ」
マルティナ「そういえば随分前に言ってたわねそんな事…」
カミュ「というか久々に聞いたな"心の地雷原"」
グレイグ/ホメロス「「心の地雷原」」
ペローナ「なんか声に出して読みたくなるよな、"心の地雷原"」
ゴクオー「あ、ちなみにAちゃん限定でオレっちの心の地雷原もう一個あるから」
第二人格「えっごめんね！？なんかわからんけど」
無惨「やめておけA。"なんかわからんけどごめん"は怒っている相手からすれば火に油だ、ゴクオーがそういうタイプかどうかは知らないが」
セーニャ「怖いもの見たさでお訊きしますが…ゴクオー様の心の地雷原(A様限定)ってどんなものなんでしょう？」
ゴクオー「未読スルーと電話無視と着拒とLINEブロック」
第三人格「笑顔で言い放つんじゃないわよそんなジャブの重い事を」
霊幻「既読スルーはいいんだな」
ゴクオー「まぁギリな、そんまま二時間経過しても返事返ってこなかったら許さねェけど」
シルビア「結局ダメじゃない」
A「おーおーいつものトーンからガチトーンに急速に切り替えていくな目を据えるな」
ブラック〔…思ったんですがゴクオーさん、貴方本当にメンヘラじゃないですよね？〕
第二人格「こないだイデアが言ってたけど、特定の人の愛情しか受け付けないのがヤンデレらしいから"あたし限定で地雷"とか言ってる限りはまぁヤンデレの域を出ないでしょ」
第三百四十九話「ホメロス宇宙猫」→←第三百四十七話「瞬殺、そして蘇るトラウマ」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年4月29日 14時
