第三百四十三話「そんな"いざ"は嫌だ」 ページ18
第二人格「まぁとにかく…」ｶﾞｺﾝｯ
(第二人格が火炎放射器を構える)
ベロニカ「…ちょっとA、何よそれ」
第三人格「何って、火炎放射器」
カミュ「質問の答えに合ってるけど合ってねェんだよ、こっちはなんで火炎放射器なんか持ってるのかを訊いてんだ」
A「いざという時のために」
無惨「どんな"いざ"だ」
第二人格「てことで発射ァァァ！！」
イレブン「うわあああああああ！！」
(邪悪なムンババみたいな魔物がめっちゃ燃やされてる)
第三人格「よし…これであとはステージのとこにいるデカブツだけね」
ホメロス「見ていて脳がバグるからそのいたいけな容姿で銃火器を使わないでくれるか」
A「えー、ロケランもダメ？」
ホメロス「ロケランとやらが何かは知らないが銃火器は駄目だ」
銀時「馬鹿野郎、ロケットランチャーは立派な銃火器だよ。少なくとも13歳の女の子が持っていいもんじゃねェよ、うちのゲロインじゃあるめェし」
イレブン「誰なんですかゲロインって」
猗窩座「落ち着けイレブン、ゲロインは人名じゃない。銀時は自営業をしてるんだが、そこの従業員の神楽の事をごくたまにそう呼ぶんだ。神楽は戦闘民族の少女で歳はAの一つ上だ」
梅「ちなみにゲロインってのはゲロ+ヒロインでゲロインよ、下位互換として酷い+ヒロインの"ヒドイン"が存在するわ」
マヤ「"ひでえ"以外の感想出てこねえな」
第二人格「うーん…ま、いけるか。かー、みー、さー、まー、波ァァァ！！」
イレブン「うわあああまただァァァ！！」
〜そんなこんなで数日後〜
第三人格「さーてと、ルパスさんとルコちゃんもイシの村へ向かった事だし…行きますか、バンデルフォン地方！」
セーニャ「お、お待ちください！」
霊幻「どうしたセーニャ、欲しいもんでもあったのか？」
マヤ「セーニャさん割と無欲な方だし、欲しいアクセサリーが高すぎて買えねェってんなら俺が少し協力してやらねェ事もないぜ？値切りとか金の継ぎ足しとかな」
セーニャ「いえ、そうではなくて…皆さん、出航前に私とスイーツビュッフェにお付き合いいただけませんか？」
A「よし、行くわよ銀さん」
銀時「なんで俺だよ、確かに行くけど！」
ゴクオー「行くんだったらいいだろソレで」
ペローナ「確かにビュッフェとなったら一人じゃ入りづれェもんな。よし、私も付き合ってやるよ」
第三百四十四話「明確な殺意」→←第三百四十二話「爆裂混沌流」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年4月29日 14時
