第三百四十二話「爆裂混沌流」 ページ17
シルビア「そういえば、アタシ達もそっちの皆に訊きたい事があるの」
無惨「どうした」
シルビア「そっちの皆が行った町の西側から立て続けに何かを殴る音が連打レベルの間隔で聞こえてきたんだけど、あれ多分猗窩座ちゃんよね？」
第二人格「それはもう十中八九猗窩座だわね」
猗窩座「多分おそらく俺だな」
霊幻「そもそも殴る蹴るするタイプの物理特攻が猗窩座と俺とマルティナぐらいしかいないだろ。俺はさすがにそんな技術持ち合わせてないしマルティナはそっちにいるし、そうなったらもう猗窩座で確定だ」
ホメロス「そうだな、Aもこちらにいるからな」
ペローナ「そーいやお前命の大樹でAにめちゃくちゃ殴られてたもんな」
ホメロス「騎士としてよろしくはないだろうが、30cmの竹尺で剣を二本ともへし折られた時はさすがに少し怯んだ」
グレイグ「大丈夫だホメロス、もし俺がお前だったとしてもそんな目にあえば慄く」
銀時「何度聞いても女神様のする事じゃねェよ、完全に女流剣士のやる事だよ。しかもアレだぞ？あの竹尺武装色の覇気とか全ッ然まとってねェぞ」
猗窩座「もしAが小五の時にダイアゴン横丁でイマジネイト・クライシスを拾っていなかったら、黒死牟やAと敵対した銀魂世界の奴等の刀がバキバキにされていた事だろうな…」
ゴクオー「しかもド素人だっつってんのに動きがめっっっちゃプロだもんな。あれで素人はマジでウソすぎるぜAちゃん」
イレブン「確かにあの時も高速で竹尺と巾着袋(中身は小石と金属片)を切り替えて交互に殴りつける感じで攻撃してたもんね…」
ゴクオー「あ、そうそう。Aちゃんが小四の頃、金切り声のルーラーで負かされた相手がAちゃんに何処の流派か訊いてきてさ…そん時Aちゃんなんて答えたと思う？」
マヤ「もったいぶらずに話せよ」
ゴクオー「即答で"爆裂混沌流"って」
グレイグ「驚く程にどんな流派なのかがまっっっっったく想像できんな」
ホメロス「だが間違いなく滅茶苦茶ではありそうだ」
第三人格「ちなみに爆裂混沌流の教えの根幹は"よく食べよく動きよく学びよく遊びよく眠る"よ」
銀時「順番ぐちゃぐちゃなだけでほぼほぼ亀仙流じゃねェか」
イレブン「とりあえず爆裂混沌流って聞いた時ゴクオーがめっっっちゃ上機嫌になったのは想像できた」
A「その話確か空白の期間前の話だったし、せいぜい"ナイスウソ"ぐらいじゃない？」
第三百四十三話「そんな"いざ"は嫌だ」→←第三百四十一話「ピンポイント地獄耳」
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作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年4月29日 14時
