第三百三十八話「記憶復元」 ページ13
ロウ「イレブン、ようやった。よくここまで頑張ってくれた…!」
マルティナ「貴方達が無事にここへたどり着けてよかったわ…」
グレイグ「あの時も今も俺の意思は変わらない、お前が望む限り勇者の盾であり続ける!」
ホメロス「なんという事だ…私は、私はあんな愚の骨頂としか形容しようのない真似をしておきながら赦されたのか…」
マヤ「兄貴…本当に助けてくれてありがとう。あん時はごめんな、いっぱい酷いこと言っちまって…」
▽現場は大混乱している!
イレブン「ちょっ…A!?今の技の効果何だったの!?」
第二人格「記憶復元。ちなみに今のでこの場の全員分記憶の同期が済んだから今後は前の時間軸ネタを皆で扱える事になるわよ」
ホメロス「まるでメリットのような言いぶりだがそれが果たしてメリットかと言われると微妙だ…というかお前達よく私を赦す気になったな」
第三人格「あー、一応言っとくけどねホメロス。イレブンは100%優しさだけどあたし達の場合"心から悔い改めたら"って条件付きだからね?言うて優しさ100%はイレブンだけだからね?」
ホメロス「だとしてもだ。私は本来なら決して赦されない事をした、だが私は最終的に赦されている…全く、これではお前達には一生感謝してもしきれないことだろうな」
A「えぇまぁそりゃどうも…じゃ、まず何処行くよ?なんか今上空から見てる限りだと各地で中規模程度の騒ぎが起きてるっぽいわよ」
イレブン「うーん…じゃあ僕達の道筋を辿る形で各地を巡って問題解決、ネルセンの試練はそれからかな」
ロウ「うむ、それに加えて連武討魔行もある…行くべきところが沢山あるのう」
第二人格「よーし、じゃあ今からイシの村にレッツゴー!」
〜神様移動中〜
〜イシの村にて〜
第三人格「しっかしまぁ…酷い有様だわね」
ホメロス「…」
イレブン「あっ…」(察し)
猗窩座「復興が終わるまではあまりホメロスをここに連れてこない方がよさそうだな…」
エマ「…あっ、イレブン!おかえりイレブン!」
イレブン「エマ、調子はどう?」
エマ「…さすがに丸焦げになったイシの村を見た時は、私も村のみんなも随分落ち込んじゃったわ。だけどいつまでも落ち込んでばかりじゃ何も始まらないし、皆で力を合わせて村を復興させようって頑張ってるの」
ホメロス「…その節は誠に申し訳ない」
エマ「…人を恨んだって仕方ないですし、それに誰も殺されてないので私そんなに怒ってませんよ」
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2023年4月29日 14時