第三百三十七話「輝かしき旅路」 ページ12
(勇者の剣が力を纏い、イレブンが勇者の剣を空に掲げる)
(光の柱が立ち昇って上空のケトスに届き、ケトスが真の力を取り戻した)
第二人格「よっしゃあ、ケトス覚醒したァァァ！！」
猗窩座「これでムジカミラージュを使わずに奴のバリアを突破できるな…」
(一行がケトスの上に乗せられる)
シルビア「すごーい！聖なる苗木で見た時と同じだわ、これが覚醒したケトスちゃんなのね！」
ケトス「…私はケトス。かつて勇者ローシュを背に乗せ、邪神ニズゼルファと戦いました」
第三人格「わああああ、喋ったァァァ！！」
ゴクオー「なんかサタ公んとこのガマブクロウと似たような感じすんな…」
ケトス「邪神ニズゼルファ…その強さは想像を絶するでしょう。バンデルフォンの地下迷宮…ローシュの仲間ネルセンが遺した試練に挑み、邪神に負けない強さを身につけるのです。我が心、ローシュと共に…私の力があれば結界を打ち破ることができるでしょう」
A「了解…じゃ、ニズゼルファとやり合う前に色々準備しますか。という事で…喜びも、悲しみも、全ては絆の糧となる！諦めの先は終わりのみ！その心に刻みつけよ！
イレブン「何その技初めて見たよ！？！？」
カミュ「うっ、頭が…！」
ベロニカ「ちょっと何よこれ…！」
セーニャ「頑張りましょうお姉様、どうしてかはわかりませんがこれは耐えなければならない痛みのような気がするんです…！」
シルビア「Aちゃん、今の技何…！？」
ロウ「うぐぐ頭が…」
マルティナ「私も…痛いっ……」
グレイグ「何なのだこれは…！」
ホメロス「まるで頭蓋骨の内側を金槌で叩かれているようだ…」
マヤ「いってぇ…マジでいてぇ……！」
(ひとしきり痛みに悶えた後、皆が静かになった)
イレブン「えっと…皆大丈夫…？」
(瞬間、ホメロスとマヤ除くロトゼタシア側の一同がイレブンとベロニカと異界組に抱きついてきた。軽く団子状態になっている。なおベロニカもセーニャ中心で皆に抱きついている)
カミュ「お前ら…あの時の"セニカ様も"ってそういう事だったのかよ！」
ベロニカ「やっぱりあの時に感じた幸せな気持ちは気のせいなんかじゃなかったわ…！」
セーニャ「よかった、今度はお姉様が死んでませんわ…！」
シルビア「ありがとねAちゃん、またアナタ達に会わせてくれて…！」
第三百三十八話「記憶復元」→←第三百三十六話「微かなる記憶」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 2人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時：2023年4月29日 14時
