第124話 ページ35
〜ディアンヌside〜
あの強い魔力が放たれてから少したった。
ﾎｰｸ「あいつら大丈夫かぁ!?俺様がいねぇから負けんじゃね!?」
なんて縁起の悪い…
ｻﾞｯ
あれ……
ﾃﾞｨ「カナリア…独り？」
貴「…うん………エリザベスは…団長といるから大丈夫…」
今にも消えそうな声…
ﾎｰｸ「ずいぶん消えそうな声してんな!!大丈夫か!!?」
ホークがそういった瞬間…
貴「あぁ………ぅあぁ……!…ふぇぇぇ…………!!」ドサッ
カナリアのなにかが崩れた。
ﾎｰｸ「ﾌﾟｺﾞｯ!?ど、どうしたんだ!!?」
ﾃﾞｨ「…カナリア…？」
ボクはカナリアを手に乗せた
貴「ふぇ…っ……あぁぁぁああっ…!!うぁぁぁぁっ!!!……あぁ!…」
ボクの手がすぐぬれた。
それほど泣いているカナリアは初めてみた…
ボクは驚いた。
ﾃﾞｨ「カナリア…？……なにがあったの？誰にもいわないから話してみて？」
するとカナリアは…
貴「ああぁぁぁぁ!!!…わ、わたじはぁ…!!いらないんだぁ"っ……!!あぁ!!!!」
と言った。
なんで…？団長にとって…一番必要なのはカナリアなのに………
貴「だ、だんぢょうは……!!……エリザベスが…すきだがらっ……!…っぁ……私が入るあいだなんてっ……なかった!!!………」
ボクは気づいた…
カナリアはカナリアなりにすごい悩んでいたんだ…
仲がいいなんていっても…
カナリアはずっと苦しかったんだ…
貴「エリザベスは………団長が好きで………団長も…!エリザベスが好きだからっ……!!……私の思いは…絶対………届かないのに……」
ﾃﾞｨ「カナリアっ……泣き止んで…？」
ボクもめったに泣かないカナリアを見るのは辛い。よほど悲しかったことがわかる…
貴「…今だけ……なかせて…ｽﾞﾋﾞｯ……」
ﾃﾞｨ「ん…わかった…」
貴「ありがと……!!!ああぁぁぁぁぁ!!!!!!」(涙)
それからカナリアはずっと泣いていた。
それをみてホークは唖然としてたけど…
ﾎｰｸ「大…丈夫か？」
いつもハイテンションはホークが恐る恐る聞いた。
貴「う、うん!!泣いたらスッキリしちゃった!!」((ﾆｺｯ
すごい笑顔…
さっきまで泣いてた跡が消えていた…
多分、変化魔法で顔の表情だけ変えてるんだろう…
その笑顔の下は…悲しい顔…
貴「泣いてたことは、誰にも言わないでね？」(ﾆｺｯ
無理しないでよ…カナリア…
ﾃﾞｨ「もちろん！」
ﾎｰｸ「あぁ！絶対な!!」
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月夜(プロフ) - カナリアさんの小説楽しんで見ています。すごく面白いです。私もカナリアさんみたいに文才があればいいです…。実は私も七つの大罪の小説書いています。暇があれば読んでみてください。 (2015年5月17日 21時) (
レス) id: cf381d43fd (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - 莉奈さん» ありがとうございます!!!小説見させていただきますね♪ (2015年4月19日 22時) (レス) id: 96e6391d90 (このIDを非表示/違反報告)
莉奈(プロフ) - 凄くいい小説ですね!!カナリアって、作者さんのペンネームからとっていらっしゃるんですね!!あ、私も小説書いています。七つの大罪は書いていませんが…見てもらえると嬉しいです><* (2015年4月19日 21時) (レス) id: 24d891aa51 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - ＊Risa＊さん» ありがとうございます!!直しますwもちろん『*Risa*』さんのも読ませていただきます♪ (2015年4月18日 19時) (レス) id: 96e6391d90 (このIDを非表示/違反報告)
＊Risa＊(プロフ) - 私のも、ぜひよんでください！ (2015年4月17日 22時) (レス) id: 0d017c2eff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナリア | 作成日時：2015年4月10日 22時
