第119話 ページ30
〜現実〜
ﾊﾞﾝ「その時だよ…カナリアが手をさしのべてくれたのは…」
キングは黙ってバンの話しを聞いていた…
〜過去〜
貴「フゥ…」
ﾊﾞﾝ「…………」
貴「どうした、バン」
ﾊﾞﾝ「うるせぇ…
……もう…くんな」
貴「…なんで」
ﾊﾞﾝ「うるせぇ!!!!!俺はこんな幸せになっちゃいけねぇんだよ!!!!!」
貴「……………」
バンはいつの間にかこうして楽しく話すことを幸せに感じていた
ﾊﾞﾝ「あいつが…あいつが夢にでてきたんだ………
俺はあいつが好きだった…
でも…俺のせいであいつは……!!」
そのときバンはあのときから流していなかった涙を流した。
貴「…………」
ﾊﾞﾝ「もう、くんじゃねえよ…」
カナリアは黙ってバンの隣に座った
ﾊﾞﾝ「…なんだよ…なんなんだよ…!」
貴「君さ、自分が生きてて後悔してる？」
ﾊﾞﾝ「…あぁ…」
貴「………でもそれは間違いだよ。」
ﾊﾞﾝ「は？」
貴「…私の推測だけど…
その人は君に生きてほしかった…。
だから君を不死身にしたんじゃないかな。」
ﾊﾞﾝ「お前になにがわかんだよ!!」
貴「わかんないよ…!…でも…
その人が生きてほしいって願ったのは私にもわかる…!」
そう言うカナリアの目はまっすぐバンを見ていた。
ﾊﾞﾝ「……っ………」
貴「…ね？」(ﾆｺｯ
ﾊﾞﾝ「っ……!」
貴「君は生きていいんだよ。
生きちゃダメっていう人がいるなら私がそいつを殴ってやる!その、君が好きな人の分も!」
その言葉でバンはカナリアに救われた。
ﾊﾞﾝ「フッ…バカだな…俺みたいなやつに優しくして…」
貴「ハハッ、たしかにバカかもね」
ﾊﾞﾝ「おい!」
貴「…そうそう♪君に涙は合わないよ♪」(ﾆｺｯ
ﾊﾞﾝ「…ｹｯ」
〜現実〜
ｷﾝｸﾞ「君とカナリアにはそんな過去が……」
ﾊﾞﾝ「だから………!!
…俺を受け入れてくれるのは
エレインと団ちょとカナリアだけだから!!!
大体団ちょとカナリアは、どんなクソみてぇな相手でも殺さねぇんだ。
そんな甘っちょろいやつらがあの化け物と同じわけが…」
ｷﾝｸﾞ「バン……」
ガサッ
ﾃﾞｨ「ねぇ 今の声何〜？」
貴「また喧嘩〜？」
ﾃﾞｨ「あれ？団長は一緒じゃないの？」
貴「魔力は近いからすぐ見つかるよ」
ｴﾘ「お二人はなんの話をしていたのでしょうか…」
ﾊﾞﾝ「気にすんな♪」
ｴﾘ「わ、わかりました…!」;;
ザンッ!!!!!
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月夜(プロフ) - カナリアさんの小説楽しんで見ています。すごく面白いです。私もカナリアさんみたいに文才があればいいです…。実は私も七つの大罪の小説書いています。暇があれば読んでみてください。 (2015年5月17日 21時) (
レス) id: cf381d43fd (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - 莉奈さん» ありがとうございます!!!小説見させていただきますね♪ (2015年4月19日 22時) (レス) id: 96e6391d90 (このIDを非表示/違反報告)
莉奈(プロフ) - 凄くいい小説ですね!!カナリアって、作者さんのペンネームからとっていらっしゃるんですね!!あ、私も小説書いています。七つの大罪は書いていませんが…見てもらえると嬉しいです><* (2015年4月19日 21時) (レス) id: 24d891aa51 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - ＊Risa＊さん» ありがとうございます!!直しますwもちろん『*Risa*』さんのも読ませていただきます♪ (2015年4月18日 19時) (レス) id: 96e6391d90 (このIDを非表示/違反報告)
＊Risa＊(プロフ) - 私のも、ぜひよんでください！ (2015年4月17日 22時) (レス) id: 0d017c2eff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナリア | 作成日時：2015年4月10日 22時
