第112話 ページ23
『そばにいてくれ』
前に団長が言ってくれたっけ…
でも団長には…リズ…エリザベス…仲間がいるから……私がいなくても…
…私は…そばにいれない…離れていくのは私なのかもね…
ヘル「来てもらおうか」
こうして狙われる身で……
ずっと………………………
ザオッ!!!!!!
私がヘルブラムの手を取ろうとしたとき私の視界は高くなった。
いきなりの事で頭がついていかない…
隣には気を失った団長…
「なに諦めようとしてんの…」
……………君は…
貴「ディアンヌ………………」
ディ「エリザベスが言ったでしょ…?ボクたちがいるんだから…
…もっと信じて…………?」
信じる…?
…私はみんなを信じてなかった………?
貴「ごめん………ごめんね……
信じてないわけじゃない………
……怖かった………!…怖かったのぉ………!!」(涙)
ディ「…エリザベスもいってたけど…そうして団長だけじゃなくボクらにも頼ってね」
『頼って』
その言葉ほど今の私に嬉しい言葉はなかった…
ディ「とりあえず…今は休んでて…?」
そういって私たちを胸の間に挟めた←
そのとき気づいた
貴「…団長…!!」
琥珀に入る前よりひどい傷…
でも…何故か団長も魔神化をしたため、傷は浅い…
貴「…なんで………」
私以外にあの変化をした人を始めてみた…
あの紋様…痣…………
団長も魔神族なの…?
貴「とりあえず治さなきゃ……
[治りy(((ガシッ)))…へっ!?」
いきなり腕を捕まれた…
メリ「…それは…もう……絶対…使う…な…」
途切れ途切れ聞こえる団長の声…
貴「で、でも…!!」
メリ「お前…が…負う必要はねぇ…!!
…自分…を犠牲…に…する…るな…
………それを…使ったら…俺…は…絶対…許さな…い…」
“許さない”
貴「…許さないなんてっ……私は……」
メリ「それ…でも…や…るなら……
……俺は…お…前……を…嫌いに…なるぞ……!!」
嫌いになる……か…
貴「…………………だ……」
メリ「ん?」
貴「………いやだぁ……!!
……団ち………メリオダスに……嫌われたくっ……ないよぉ……!」(涙)
私は… “団長” に嫌われたくないより…
… “メリオダス” に嫌われたくないというほうが大きかった…………
メリ「っ………/////////
たくッ…//
…俺は…お前を簡単に嫌いになったりしねーよ……////」
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月夜(プロフ) - カナリアさんの小説楽しんで見ています。すごく面白いです。私もカナリアさんみたいに文才があればいいです…。実は私も七つの大罪の小説書いています。暇があれば読んでみてください。 (2015年5月17日 21時) (レス) id: cf381d43fd (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - 莉奈さん» ありがとうございます!!!小説見させていただきますね♪ (2015年4月19日 22時) (レス) id: 96e6391d90 (このIDを非表示/違反報告)
莉奈(プロフ) - 凄くいい小説ですね!!カナリアって、作者さんのペンネームからとっていらっしゃるんですね!!あ、私も小説書いています。七つの大罪は書いていませんが…見てもらえると嬉しいです><* (2015年4月19日 21時) (レス) id: 24d891aa51 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - *Risa*さん» ありがとうございます!!直しますwもちろん『*Risa*』さんのも読ませていただきます♪ (2015年4月18日 19時) (レス) id: 96e6391d90 (このIDを非表示/違反報告)
*Risa*(プロフ) - 私のも、ぜひよんでください! (2015年4月17日 22時) (レス) id: 0d017c2eff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カナリア | 作成日時:2015年4月10日 22時