第111話 ページ22
〜貴女side〜
貴「抱え……混んでる……？…私が……？」
ｴﾘ「…過去に何があったかは聞きません…でも、今は…!
…今は私たちがそばにいるんです!!
……独りで解決しようとしないでください……」
分からない…言葉の処理が…うまくできない………
……でも……
目から水滴があふれでてくる………
〜エリザベスside〜
ﾍﾙ「あのー王女様ー？あんまりその女に関わらないほうがいーよー？」
!!!
ｴﾘ「なんですか…あなたは…!!」
ﾍﾙ「チミたちを回収にきました☆」
貴「っ………」ﾊﾟﾀｯ
カ、カナリアっ!!
ﾍﾙ「お、ちょうどいい♪
…魔神化が解けたね♪」(ﾎﾞｿｯ
ｴﾘ「え…？」
最後のほうよく聞こえませんでした…
ﾍﾙ「…魔力は倒れてもなお上昇し続けている…恐ろしいね〜最強の2種族の混血は♪」
いってることがわからない…
混血？最強種族？それはなんですか？
…カナリアの秘密なのでしょうか………
ﾍﾙ「まぁ、ともかく『常闇の棺の欠片』は手に入ったからね。
今はメリオダスと
捕まえやすいその女にしようかな♪」
カナリアに近づく男…
カナリアのことはとても気になりますが…今はカナリアが連れ去られないようにしなければ…!
ｴﾘ「だめ!!カナリアに近づかないで!!」
ﾍﾙ「ハハッ…化け物にも優しい仲間ができたもんだ…」
ｴﾘ「…離れなさい!!」
男が放つ言葉ひとつひとつに疑問を感じながらもカナリアの前で手を広げる…
それでも男は近づいてくる…
足が震える…
徐々に足だけじゃなく体全てが震えはじめ……
カクンっ!!
ｴﾘ「きゃあっ!!」ペシャ
いきなり膝がカクッと折れ地面に座り込んでしまった私…
ｴﾘ「え…？」
振り向くとその原因はカナリアでした。
カナリアが私のピンとはった足の膝を後ろから手で押したのでした。←簡潔に言うと『ひざかっくん』です☆
〜貴女side〜
貴「ハハッ…こんな簡単に崩れると思わなかった…」(ニコッ
力なく弱々しく笑う私…
貴「私は大丈夫だから…団長のとこにいって？」
そんな私にエリザベスは…
ｴﾘ「でも…でも……!」
…中々離れようとしない…
貴「ﾌﾌｯ…」((ﾆｺｯ
笑ってはいるけど私の頭のなかでは…
『化け物』
『化け物』
『化け物』『化け物』『化け物』『化け物』『化け物』『化け物』『化け物』『化け物』『化け物』『化け物』
最後にはみんな離れていく…
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月夜(プロフ) - カナリアさんの小説楽しんで見ています。すごく面白いです。私もカナリアさんみたいに文才があればいいです…。実は私も七つの大罪の小説書いています。暇があれば読んでみてください。 (2015年5月17日 21時) (
レス) id: cf381d43fd (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - 莉奈さん» ありがとうございます!!!小説見させていただきますね♪ (2015年4月19日 22時) (レス) id: 96e6391d90 (このIDを非表示/違反報告)
莉奈(プロフ) - 凄くいい小説ですね!!カナリアって、作者さんのペンネームからとっていらっしゃるんですね!!あ、私も小説書いています。七つの大罪は書いていませんが…見てもらえると嬉しいです><* (2015年4月19日 21時) (レス) id: 24d891aa51 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - ＊Risa＊さん» ありがとうございます!!直しますwもちろん『*Risa*』さんのも読ませていただきます♪ (2015年4月18日 19時) (レス) id: 96e6391d90 (このIDを非表示/違反報告)
＊Risa＊(プロフ) - 私のも、ぜひよんでください！ (2015年4月17日 22時) (レス) id: 0d017c2eff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナリア | 作成日時：2015年4月10日 22時
