第110話 ページ21
今私は戦っている。
誰と…？
…ヘルブラムと名乗る男と
途中、何度か一撃くらった。
が、無傷。
黒い痣が上手く移動する。
ﾍﾙ「…チミら端から混じっとるね？」
ﾒﾘ「……………………………………」
貴「混じ…ってる………？
……よく…分から………ない…」
ﾍﾙ「あ、そっちの子はたしか『魔神』と『あれ』の混血だったね…だから完全に支配されなかったのか。」
貴「…でも……すぐ…呑まれる………」
ﾍﾙ「んじゃ、呑まれる前に回収しようか」ｽｯ
貴「…分からない…けど……断る」バッ
ﾍﾙ「っと〜!……んー…まずはチミから片づけようかな」
ガッ
貴「うっ…」
ﾍﾙ「少し倒れててね」
体が動かない…
ガッ
バッ
バズッ ボコォッ！
ゴッ
ヒュッヒュッ
バァンッ!!
ドドドドンッ!!
団長が戦っている…
私も…と思うけど…動かない…
…そのときふと思った。
エリザベスは…？
今頃違う人に襲われてるんじゃ…
急に不安が襲ってきた。
守るっていったのに…
グッ
やっと動くようになった体を起こし、エリザベスのもとへ向かった。
〜エリザベスside〜
ｴﾘ「メリオダス様…カナリア…」
メリオダス様とカナリアがいってからかなりたった頃。
ゴッ
ｴﾘ「……ｷｬｯ!!」
ﾊﾟﾗﾊﾟﾗﾊﾟﾗ…
いきなり現れた目の前には…
貴「………無事……？」
ｴﾘ「っ!!カナリア…!なのですか!!?」
黒い痣があるカナリアでした…
でもカナリアは…
貴「……カナリア…？誰…
あれ…？なんで…ここきたんだっけ………？」
ｴﾘ「カナリア!!!!」
貴「いやっ…こわいっ…!!だれも…!!うしないたく……ない!!」
ｴﾘ「…カナリア…？」
私はそのひどく取り乱したカナリアをみてすごく不安な気持ちになりました…
このままカナリアが遠くにいってしまう…
貴「……………」
ついに目に光がなくなってしまった
そのとき…
ﾎﾟﾛｯ
カナリアの目からは一滴だけ涙が流れました…
私にはその一滴は悲しみがつまったように見えました…
ギュ…
私は思わずカナリアを抱きしめました…もちろんカナリアは抵抗しようとしました。
でもカナリアの私を離そうとする手は震えていました。
ｴﾘ「カナリア…あなたのまわりには仲間がいます…
だから…独りで抱え込まないで!!」
私は力を振り絞って…カナリアに届くように叫びました。
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月夜(プロフ) - カナリアさんの小説楽しんで見ています。すごく面白いです。私もカナリアさんみたいに文才があればいいです…。実は私も七つの大罪の小説書いています。暇があれば読んでみてください。 (2015年5月17日 21時) (
レス) id: cf381d43fd (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - 莉奈さん» ありがとうございます!!!小説見させていただきますね♪ (2015年4月19日 22時) (レス) id: 96e6391d90 (このIDを非表示/違反報告)
莉奈(プロフ) - 凄くいい小説ですね!!カナリアって、作者さんのペンネームからとっていらっしゃるんですね!!あ、私も小説書いています。七つの大罪は書いていませんが…見てもらえると嬉しいです><* (2015年4月19日 21時) (レス) id: 24d891aa51 (このIDを非表示/違反報告)
カナリア - ＊Risa＊さん» ありがとうございます!!直しますwもちろん『*Risa*』さんのも読ませていただきます♪ (2015年4月18日 19時) (レス) id: 96e6391d90 (このIDを非表示/違反報告)
＊Risa＊(プロフ) - 私のも、ぜひよんでください！ (2015年4月17日 22時) (レス) id: 0d017c2eff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カナリア | 作成日時：2015年4月10日 22時
