第91話 ページ47
主人公side
その後三日間にわたり感覚を取り戻す訓練をやった。ゾム、シャオロン、コネシマやショッピくんが手合わせしようって任務終わりに詰め寄ってきて、地獄を見ていた
でも、それは今日で終わりだ。なんてったって今日から俺にも任務があるからな！
すっごい嬉しい…泣きそう(真顔)
もう準備をし終わって、いざ行かん！と城門で一人でやっていると、エミさんに話しかけられた
エミ「待ってくださ〜い！！」
と手をぶんぶん振りながらこちらに走って来ている。…エミさん珍しいな。どうしたんやろ？
エミ「ハァ…ハァ…欲しい本があるんですよ、これから見回りですよね？よかったらご一緒しませんか？」
なんや、そんなことなら。と二つ返事で了承し、ワクドキの初任務にしゅっぱ〜つ！
ﾜｲﾜｲ ｶﾞﾔｶﾞﾔ
エミ「今日も賑わってますね！」
おぉ、城下町ってこんなに活気溢れてたんやな…。ずっと城の中で書類仕事しかやってへんかったから知らなかったわぁ
大通りには数々の露店などがずらりと並んでいて、串焼きなどのいい匂いが漂ってきている
エミ「見回りのルートを通りながら行きましょうか」
エミさんがそう言って歩き出す。頷いてから慌ててそれについていく
エミ「…そういえばここを見るのは今日が初めてなんでしたっけ？」
貴「あぁ。こんなに人が沢山いるのは(この世界に来てから)初めて見た」
東京は人が居らんとこ探すのが難しいくらい人で溢れてたからな。
エミ「あ…確か記憶喪失でしたか。…すみません」
あ、あぁ。そういえば記憶喪失やったわ。危ない忘れてた
貴「…別に気にしてない(実際記憶あるしな)」
とまぁ適当に話しているうちに着いたらしい。路地を何本か曲がった所にある隠れた名店っぽい本屋だ。古びているが、それが逆にいい味を出している
エミ「帰りもルート案内しますから、くれぐれもここでじっとしてて下さいね！いいですか？」
貴「はい(！？)」
ｶﾗﾝｶﾗﾝ
エミさんが声を張るなんて珍しい…よっぽど俺が迷子にならないか不安なんやろな
結構念を押されたので、余程の事がない限りここから離れんことにした(多分)
その時、視界の端で何か怪しい人影を捉えた。なんや？と思いそちらに振り向くと、目が合った。そしてこの軍服を見た途端、その場から弾かれたように逃げ出した
貴「あ！待て！」
間髪入れずに俺も走り出す
怪しすぎる！何やあいつ！あとごめんエミさん！
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オタクですが何か？(プロフ) - 第55話の最後のデュエルスタンバイ!がめっちゃおもろかったんやけどwww (2022年4月29日 23時) (
レス) @page11 id: 9c417775fd (このIDを非表示/違反報告)
はるまき - あの、今日1の方から2まで面白すぎて一気に読ませてもらったんですけど好きすぎます‥‥！これからも更新楽しみにしてます！ (2021年11月6日 20時) (レス) id: 88bf44f55d (このIDを非表示/違反報告)
おしハかみ - snさん腕力ｴｸﾞｯ…！ これからも更新頑張ってください (2021年11月4日 15時) (レス) @page44 id: 11f9810aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ - 続編おめでとうございます！！これからも投稿楽しみに待っております！ (2020年5月28日 4時) (レス) id: 67204b7ff5 (このIDを非表示/違反報告)
泡 - 続編！おめでとうございます！これからも楽しませていただきます！ (2020年4月11日 19時) (レス) id: a157632040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田 | 作成日時：2019年5月14日 23時
