第73話 ページ29
主人公side
ゾム「遠目から見とったけど近くで見ると結構な大きさやなぁ…。ま、俺らの城の方がデカいけどな！！」
貴「(たしかに…)…」
俺はまだ慣れてないから普通にデカすぎだと思うけど、普段からデカいもの見てると感覚が麻痺するよな
そういや俺ってあんまり外に出てへんな…。訓練とか書類仕事ばっかで。何回か城下町におつかいに行ったことはあるけど…
ピー
ゾムのインカムにかかってきた。俺のインカムは無いのでゾムに近づいて耳をすます
ピッ
トン「遅い！！二人とも今どこにおんの！？」
トントンからだ。戦っているのか後ろがうるさい
ゾム「今城についたところやで、途中Aが迷子になりかけて…」
トン「あぁ…それなら仕方ないなぁ。…今二階の大広間におって足止めされとるんやけど、そろそろ終わりそうや。
一階の階段上がってすぐやから、早く来てな」
ゾム「了解ぃ！」
ゾムがふざけた様子で言うと、トントンはため息をついていたが「はよ来いや！！」と念を押しただけで通話が切られた
トントンあまり余裕なさそうやなぁ、急いで行かな
俺が走り出すと、ゾムに呼び止められた
ゾム「あ〜…A！！どこ行くんや？」
貴「…(？どこって)…トントン居るとこ」
ゾム「…なぁ、二階への階段あるけど…目の前に」
貴「…あ。(マジやん)」
ちなみに俺は左に向かって走り出していた
ゾム「ブッ……ﾌwww」
い、今に始まったことやないですやん。
貴「(は、)早く行こう。」
いやシンプルに恥ずかしいっす。はい。
ゾム「せやなww」
笑いすぎっすよゾムさん
階段を上ると、トントンがいた。既に片付いているようだ。コネシマも居るが、他の幹部の姿が見えない
ゾム「……遅かった？」
ゾムがてへっみたいな感じで言った。あざとい。女子か
コネ「あ、ゾムぅう！！遅かった？ちゃうねん！！遅いわ！！！俺とトントンは一緒におるからええけど…」
トン「せや。シャオロンとひとらん、ショッピくんは一人ずつに分けられてしまってんねん。さっきまで一緒におったらしいんけどな」
ゾム「？…なんで分けられてしまったん？」
トン「それはな、………」
なんでもこの城、罠やギミック自体に殺傷能力が無いかわりに敵を分断させることに特化しているとのこと
ま、殺傷能力のある罠やったら発動する前になんか嫌な感じがして気づくもんな。ここ作った奴賢いなぁ
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オタクですが何か？(プロフ) - 第55話の最後のデュエルスタンバイ!がめっちゃおもろかったんやけどwww (2022年4月29日 23時) (
レス) @page11 id: 9c417775fd (このIDを非表示/違反報告)
はるまき - あの、今日1の方から2まで面白すぎて一気に読ませてもらったんですけど好きすぎます‥‥！これからも更新楽しみにしてます！ (2021年11月6日 20時) (レス) id: 88bf44f55d (このIDを非表示/違反報告)
おしハかみ - snさん腕力ｴｸﾞｯ…！ これからも更新頑張ってください (2021年11月4日 15時) (レス) @page44 id: 11f9810aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ - 続編おめでとうございます！！これからも投稿楽しみに待っております！ (2020年5月28日 4時) (レス) id: 67204b7ff5 (このIDを非表示/違反報告)
泡 - 続編！おめでとうございます！これからも楽しませていただきます！ (2020年4月11日 19時) (レス) id: a157632040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田 | 作成日時：2019年5月14日 23時
