第57話 ページ13
トントンside
トン「！！大先生、大丈夫なん？！……大先生！？……ﾁｯ」
こういう時の大先生からの通話は、大体がくだらない雑談や暇だという愚痴だったのだが…今回はどうにも様子がおかしい
敵兵1「おいおい幹部さんよぉ！！敵の前で余所見してんじゃねぇよ…！？」
ｸﾞｻｯ
敵兵1「う"っ…ぐ…！」
トン「余所見？…してても何にも問題ないからなぁ、ついついしてしまった、ごめんなぁ？
…あぁ、もう聞こえてないか」
敵兵2「ﾋｯ……クッ…隊長、どうします！？このままじゃこいつに全員…！！」
敵隊長「…怯むな！全員で一気にかかれば流石に奴も対応できまい」
敵兵2「…もう随分と数減らされてますけど…いえ、わかりました。
行くぞ、お前らぁぁああ！！」
「「「うぉぉぉおお！！」」」
男たちが雄叫びをあげながらトントンに一斉に襲いかかる
トン「あんたら、隊長が無能やなかったら
し ななかったかもな…無能な上司がおると大変やねぇ？」
トントンは向かってくる5、6人の刃を全て躱してから
一閃。
ﾄﾞｻﾄﾞｻﾄﾞｻｯ
敵隊長「！！ﾁｯ！…こ、ここは、一時撤退すべきだな」
そう言って敵兵の隊長は情けないことにトントンに背を向けて走りだす
トン「あーぁ、敵前逃亡が一番やっちゃあかん事なのに…よーし、よーく狙ってぇ…」
ﾋﾞｭﾝ
敵隊長「がっ…！！き、さまぁ…剣を投げ、る…とは………」
トン「ははっ、よかったなぁ…俺が急所を外さなくて…」
苦しまずにし ねて、な？
あ、なーんか忘れとるような…
はぁっ…！！大先生！
せやった、確かゾムがマークしてた建物って言っとったよな？
はよ向かわんと…！
いやその前に本部に報告…は走りながらでもできるか…
ピッ
トン「本部、聞こえてるか？」
オス「…聞こえてるめう〜」
グル「どうしたんだ、もう敵の頭を討ち取ったのか？」
エミ「流石に早すぎますよ…」
まったく…良くも悪くも呑気やなこの人らは。こっちがいかに緊急事態かも知らんで…
トン「いやそうやなくてな、さっき大先生から通話があって…場所だけ言ってから返答がなくなったんや。
もしかしたらもう………手遅れかもしれへん」
グル「！！…そうか、至急その場所に応援に行け。…いいか、敵より大先生の救出を優先しろ」
トン「了解。」
ピッ
トン「ｸｿｯ……大先生…間に合うか…！？」
はやる気持ちを抑えながらも走るスピードを上げた
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オタクですが何か？(プロフ) - 第55話の最後のデュエルスタンバイ!がめっちゃおもろかったんやけどwww (2022年4月29日 23時) (
レス) @page11 id: 9c417775fd (このIDを非表示/違反報告)
はるまき - あの、今日1の方から2まで面白すぎて一気に読ませてもらったんですけど好きすぎます‥‥！これからも更新楽しみにしてます！ (2021年11月6日 20時) (レス) id: 88bf44f55d (このIDを非表示/違反報告)
おしハかみ - snさん腕力ｴｸﾞｯ…！ これからも更新頑張ってください (2021年11月4日 15時) (レス) @page44 id: 11f9810aa2 (このIDを非表示/違反報告)
ひよ - 続編おめでとうございます！！これからも投稿楽しみに待っております！ (2020年5月28日 4時) (レス) id: 67204b7ff5 (このIDを非表示/違反報告)
泡 - 続編！おめでとうございます！これからも楽しませていただきます！ (2020年4月11日 19時) (レス) id: a157632040 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田 | 作成日時：2019年5月14日 23時
