第40話 ページ44
主人公side
グルッペンがそう言うと、後ろから唸るような声が聞こえてくる
気になって覗いてみると、そこには1人がけのソファーで、今起きたのか寝ぼけているトントンの姿があった
おぉ。寝起きトントン、激レアや…！
トン「……やっと来たんか。…ていうかなんでそんなに濡れとんの？」
グル「すぐそこの落とし穴に落ちたらしいゾ…w」
俺が答える前にグルッペンが言った
…そろそろ泣くよ？
トン「…1回部屋戻って着替えても良かったのに」
トントンは立ち上がり体をほぐしながらそう言う。
いや俺もそう思ったけどロボロがね？急かすからね？着替えんまま来たんすよ
トン「それはええんやけど、とりあえず座って話そか……あぁ、濡れとんのか。
じゃあ立ったままでええから聞いてな」
貴「………。」ｺｸﾘ
頷くと、トントンも頷いてから説明が始まった。
なんでも、疲れていて訓練のメニューや、書類などの仕事を俺に渡すのを忘れていたらしい
書記長マジで寝て下さい。でもさっき寝てたな…？
トン「いやほんまにすまんな…グルッペンに仕事させる事に手一杯で忘れとったわ…。
はい、これが訓練メニューや。
一応仮でも幹部なんで朝練の参加は自由、任務や書類仕事のないときは10時からの午前練、13時からの午後練に出る事になっとる。
けどな、幹部はこれも参加するかは自由やねん」
幹部の自由度たっか！なんでや？
そう思いながらも俺は、トントンから渡された訓練のメニューなどが書いてある紙をまじまじと見つめる
トン「…幹部がこんなに自由なのは理由があってな…
訓練よりも城下町の見回りの方が優先度が高いし、城の周りの警戒の方が訓練よりも重要なんやわ。
まぁ要するに幹部は任務で忙しいから訓練に出ても出なくてもええって事やねん
…(幹部は)幹部になれるだけの実力もあるってことやしな」
成る程…でも俺はこの体に慣れるまでは訓練に出た方が良さそうやな
俺は納得の意を込めて頷く
トントンが俺をチラ見してから何か思いついたらしい
トン「あ、あとは書類の整理やな。
これは主に幹部全員がやっとるんやけど、ここにいるグルッペンとかがよくサボってな…。
これのせいでな、睡眠時間がやばい事になっとるんや」
そう言ったトントンの目は光を写していなかった
視界の端でグルッペンが焦っているのが見える
お、おうごめんトントン、これは聞いちゃダメなやつやったか
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水龍(プロフ) - 続編パスワード教えて欲しいです・・・ (2020年3月9日 16時) (
レス) id: 04e8b3ba29 (このIDを非表示/違反報告)
rina06:shii2525(プロフ) - 新人作者さん» 待ってました!お帰りなさい(?)明日むっちゃ楽しみにしています!(迷惑) (2020年3月8日 22時) (レス) id: 6ad941ad2d (このIDを非表示/違反報告)
新人作者(プロフ) - ごめんなさい、お待たせしました。続編は明日見れるようになります。是非見てくださいね (2020年3月8日 12時) (レス) id: 1c6a96f667 (このIDを非表示/違反報告)
食べられるためのもの - 続編が見れる日が楽しみです(*'ω')頑張ってください (2019年12月27日 20時) (レス) id: 7eb98befb3 (このIDを非表示/違反報告)
水蛙(プロフ) - パスワード教えていただけませんか？解けませんでしたので... (2019年12月22日 14時) (レス) id: 126ade854b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田 | 作成日時：2019年3月17日 2時
