A Secret Contract２【JN×TH】 (ページ24)

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24. ページ24

『ってことで、
短い間でしたが、
お世話になりました』

YG「おん」

荷物を持って、
お世話になったユンギさんに
頭を下げると、
ユンギさんは顔半分でふって笑う

YG「彼氏とうまく行くといいな？」

『はい、』

休日の、
カラッと晴れた冬の朝なのに、
外国製のタバコをくわえて、
血色の悪い顔をしたユンギさん。

私はユンギさんのタバコを
奪い取って、
ポケットに入っていた棒のキャンディーを
代わりにユンギさんに渡した

YG「なんの嫌がらせだよ」

『タバコは体に悪いです、
飴ちゃんでも舐めてください』

YG「……んだよ、それ」

『私なりに……ユンギさんを心配してるんですよ』

YG「………あっそ、早く行け」

ゴツゴツした白い人差し指で
私のおでこをトン、と押した

『また、来ますね、お店』

YG「おう、」

外に出ると、

眩しい冬の日差しで

私は目を細めた。

着信音で、

スマホを開くと、

ジョングクの名前。

JK「明後日から済州だって。
俺とAで。」

『へ？』

JK「仕事。冬の済州特集。
カップルで旅行するなら、
どういうプランがいいかって企画。」

『私とグクで済州に行くの？』

JK「うん。俺は写真。Aは記事」

『急だね、』

JK「あと部屋一緒だって」

『ん？え？なに？』

JK「ホテルの部屋。経費削減で、
俺とA、同じ部屋だって」

『え？？？それはどういう』

詳しく聞こうと思ったら

一方的に切られた電話。

私の周りには

どうして強引な人ばかり集まるんだろう、

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